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そういうことなのね

事の発端はしば漬けだった。

CMよろしく「あ~しば漬け食べたい!」・・・偶々買ってあったそれを、夜、空腹に負けて開封し、一口食べたら何故かいつもと味が違う。
傷んでいる、とかそういうことではなく、甘い、そう、甘く感じたのだ。

その商品はこれまでに何度か買って食べていたから味は覚えていたつもりだが、明らかにいつもと違う。

そこでふと思い出したのが、数日前に食べた鳥の唐揚げ。

某社の唐揚げ粉は私が一番おいしいと思っている商品なのだが、普段通りに使って作った唐揚げ、なのに、食卓に出す前につまみ食いをしたら塩気があまり感じられなかった。
その時はおかしいな、とは思ったものの、残りを翌朝揚げ直して食べたら普段どおりの味だったからそのまま深く考えもしなかった。

そう言えば、ここ2、3日、口の中が苦く感じられるなあ。・・・って?!

・・・これって、もしかしたら味覚障害?!

慌ててタブレットで情報収集していたら、とんでもない事実を知って思わず茫然としてしまった。

一般に味覚障害に罹ると、味の感じ方が鈍くなったり、本当は甘いものなのに苦く感じられたり、口の中に常にしょっぱさや苦さが感じられたり、何を食べても嫌な味に感じられてしまったり、といった症状が出る。

原因として考えられているのが、ストレス、そして良く耳にする「亜鉛不足」―舌の表面にある味蕾という感覚器官で私たちは味を感じるのだが、この味蕾、比較的短期間(1~2週間)で生まれ変わる。
その生まれ変わりに必要とされるのが亜鉛なんだそうで、これが不足すると生まれ変わろうにも生まれ変われず細胞が再生されなくなってしまって味蕾が減り、味覚障害が起きるらしい。

そもそも味蕾は加齢によって減少していくけれど、それ以外にも、味蕾再生に必要な亜鉛が不足してしまう原因として、服用している薬の影響(消炎剤、精神安定剤、解熱鎮痛剤、など)、そもそも食材から摂らない(玄米や白米、牡蠣、ナッツ類などに豊富に含まれている)、そして亜鉛を排出してしまう相性の悪い存在が、食物繊維とカルシウム。ちょっと待った。

・・・最近白米はほとんど口にしなくなった(ダイエットのため)。そもそも牡蠣は見るのもイヤ。
・・・毎日500ml程度の無脂肪牛乳を飲む。そこに入れるのは水様性食物繊維。
・・・更に満載のストレスと、加齢。

ハイハイハイ。私は無意識のうちに亜鉛を排除し、味蕾さんの再生を阻害するような生活を送っていました。あううううう。

今朝、お店が開くのももどかしく、近所のドラッグストアで買ってきましたよ亜鉛のサプリとビタミンCのタブレット。一緒に飲むと効果が上がるとか。

元々我が家には家人用にマルチビタミン&ミネラルとビタミンE、CoQ10などがあるので、それも一緒にのむことにした。
いや、味覚障害って、自分だけではなく家人にも悪影響を与えてしまう(料理の味付けが濃くなる)から、早く治さなければ。

朝食から玄米を食べ始め、アーモンドなどのナッツ類にも亜鉛は含まれているそうなので、料理用に買ってあった無塩アーモンドもつまんでいる。
いや、もう実際今朝作ったブリ大根がしょっぱいそうで(私はむしろ薄味だと思っていたのに)、改善が見られるまでは私基準で「めちゃくちゃ薄味」にしなければならない。うわ、それはそれで辛いかも・・・

何だかいろいろなことが起きる2014年。果たして無事2015年を迎えることはできるのだろうか?!(何言ってんだか)

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