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流れに掉さしたいタイプではないんですけどね。

ホームベーカリー専用のミックス粉を販売していた楽天のとあるショップが年明けで営業を終えるとメルマガで知らせてきた。
楽天から離れるだけなのかな、と思って問い合わせたら営業そのものを辞めるのだそうだ。ショック。

最近は、私の炭水化物離れもあってあまり利用していなかったが、ここの粉を使ったら他のメーカーのミックス粉は使えない、というくらい、大げさでなく本当に美味しいパンができたのに。
人気だってあったはずだ。雑誌で紹介された直後なんて1ケ月近く待たされたこともあったし(お詫びにと一袋余計に入れてくれたりしたから、むしろその方が嬉しかったりもしたけれど)、とにかく種類が豊富で、そのどれもがハズレなかったから凄い。

表には出せない事情はおありなのだろう。でも、残念。本当に、残念。

帯広の甘栗やさんもなくなって久しい。
オンラインゲームで、ベースとなっているゲームをアレンジし、他の追随を許さぬほど細やかに追加設定がなされているサイトがあったが、それも管理人さんの事情で閉鎖されてしまった。
近所の日帰り温泉の食事処にあった和風ハンバーグもなくなっちゃった。美味しかったのに。
近所のイオンの中のラーメン店、大好きだった名古屋コーチンの塩ラーメンも気づけばメニューから消えていた。ああ。

時は移り、店も人もモノも変わる。変わらないものなんかない。思い知らされている。いろいろな意味で。

猫だってそう。これまでに我が家を数多通り過ぎて行った。逝った子、行った子、病魔と闘っている子、まるで元気な子。
今もまた、あれほど他の猫には関わらないと決めたのに、1匹捕獲しようと画策している。

捕獲器を組み立てていたら、かつて自分も入ったことがある(その時使用した捕獲器はボラ預りのままで私はしばらく姿をみていない…)子が興味津々の体で近づいてきて、隙あらば入ろうとする。
・・・あんなにあの時は警戒していたのに。
でも、まかり間違って入って、扉が落ちでもしたらきっと驚き、慄いてしまうだろうから追い払いながら作業をする。

若干仕掛けが甘くなっているので、2本のペンチを使いながら悪戦苦闘、何とか治して使えるようにした。

持込先の病院にも連絡をし、来週ということで許可をいただいた。

後は本猫とこちらの根競べ。お腹に既に子がいる可能性も少なからずあるので、その際は申し訳ないが・・・

この子は絶対にこれ以上手をかけない。術後病院で1泊させたらリリースする。間違っても家にはいれないし、里親なんか探さない。そもそもそんな余裕はどこにもない。本当は捕獲だってしたくなんかなかったのに。

でも寒空で万が一生まれてしまったら、その子猫たちを上手く見つけて保護するまでに、キツネなどの捕食者が多い環境下で果たして生きていられるかどうか。母猫だって弱っていたら危ないだろう。
何だか足元を見られている気分。勘弁してくださいよ、って誰に言ってるんだか。

私は変化が嫌いだ。できることなら同じ時間の中で永遠に揺蕩っていたい・・・って前にも書いたけど、本当にそうなの。でも、ゼッタイに時は止まらないし澱まない。こうしている間にも「今」は「過去」に変わっていく。
必ず「その時」がやってくる。誰にも、もちろん私にも止められない。怖い。でもどうしようもないから従容するしかない。いやだな。何書いてるんだろ。大丈夫か、私?

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