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ドラマの感想なぞ。

結局第二夜は最後まで視てしまった・・・あうううう。

今更ですが、「オリエント急行殺人事件」
原作を読んだのは確か中学生の頃、それ以来多分手にしてはいないので、細かいことは覚えていない(大佐と家庭教師の関係とか。あれも原作通りなの?)
それでも、野村萬斎のあの芝居がかった(芝居だけど)口調とか、若干若さは感じるけれど正にエルキュール・ポワロ。多分前触れ通り第一夜は原作に極めて忠実に作られているのだと思う。

役名も、原作の登場人物の名称由来だから、羽鳥、安藤はさておき昼出川なんて本当によく思いついたものだと感心してしまった。グレタ・オルソンはポワロ曰く「羊を連想させる」(Wikiから拝借しました)→だから八木さん?!いや、でもあのくしゃりとした特徴的な表情は羊をイメージしての演出だ。だって、そんなことすっかり忘れていたのに、あの表情を見た瞬間「なんか羊っぽい」と思わされたのは私だけではあるまい。

あれだけの豪華なキャストが全く無駄を感じさせずにそれぞれの見せ場をごく自然に演じていたこと。適材適所という言葉がぴったり。人間としてはあまり好感は持てないけれど脚本家としての三谷幸喜って凄い人なんだ、改めてそう感じた。

第二夜は完全オリジナル。舞台の裏側をユーモアも交えて描いている。
最初は誰もが躊躇いつつ、次第に一致団結していく様は自然で、そんな中でも自らの情熱が冷めていくことへの怯えを見せた昼出川など、細やかな彼らの心の動きも描かれていたり、時間をかけた丁寧な作りだったと思う。

リアルだったのは、殺人を決行するシーン。
流石に躊躇う公爵夫人(だったと思う)から、ナイフを取り上げ、あっさりと「こういう風にすればいいんです」と藤堂の胸を一刺し。戦場を経験した大佐の凄みが皆から躊躇を奪っていった。そして効果音。あの藤堂の体に刃が突き刺さる瞬間の音で、自分までその場にいるような、臨場感たっぷり。えげつないといえばえげつなかったかも。

ドラマを見ながら、最大の関心事は果たしてその結末が原作通りになるのか、それとも・・・
結局ポワロ、もとい勝呂の最終審判は原作通りだったが、確かにこの話、現代に置き換えたらまず成立しない。

ネットで検索すれば、彼らの氏素性はかなり簡単に割り出せる上に、身分証明には免許証や健康保険証など、身分を誤魔化すことのできないものばかり。乗車時に偽名を使っていた羽鳥夫人はアウト、である。
米原で乗車し、名古屋で下車。さて、防犯カメラに一度も引っかからずこれら大きな駅での乗降が果たして可能か。んなわけない。
だから、映像化するのなら原作に近い時代で、しかも12人(正確には13人)全員が犯人となるのだからそれなりに説得力と演技力のある人をキャスティングしなければならないし、豪華寝台列車の設定を活かすならそれなりのセットも必要になる。最初からお金のかかることがわかっていたドラマ化だったわけだ。

で、肝心の視聴率はと言えば第一夜第二夜共に約16%と高く、でも9時から3時間はちょっと時間的に遅すぎたのではなかったか?
せめて8時からにしてくれれば、私のような録画組は減って、リアルタイムに見る人が増えたのではないかと思うのですが。


さて、今日は家人不在。いない間に片づけモノとかいろいろしたいと思うが果たしてどうなるか。頑張ろう。おー!

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