気分が滅入っているのは天気の所為だけじゃない
荒天の朝。
今年の北海道は降雪量に地域間格差が大きく、オホーツク海側や十勝などは相当降ったようだが、胆振・日高など太平洋沿岸から道南にかけては積雪らしい積雪も見られなかった。
このまま春が訪れてしまうのだろうか。
これまでなら多少は待ち望んでいたけれど、今年は、今年の春は本当に来てほしくないと願っていた。
でも時はどう足掻いても止まらない。
家人の煮え切らなさというかある種の現実逃避に、立腹を通り越してあきれてしまった。
楽観的に過ぎる。常識的に考えてもそんな見通しがよく立てられたものだ。
そして言われたそれを、安易に聞き流すな。
具体性が何も見えないまま話を進めるから、それじゃ砂の土台にビルを建てるようなもの。
土台と、その上にできる予定の建造物のビジョンを何故固めない?固まっているのなら、何故それを確認しない?
自分一人の問題と思うな。たくさんの人間の生活、いや運命がかかっていることを忘れるな。
いっそ口を出してしまうことも考えた。そういう時間が偶々あったからだ。でもやめた。しなかった。というよりできなかった。できないという自分の立場が情けない。
雪、もっと降れ。季節を進めるな。4月になれば現実が辛くなるから。
老猫の具合も良くない。私にとって、この春は別れの季節になるだろう、多分。
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