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田舎のねずみ、都会へ!

結局背中の痛みは治まらないまま、帰省し、帰宅した。
2泊3日の強行日程だが、ここしか日程が取れなかったし、タイミング的にここしかなかった。

常識にかからない父はさておいて、母と某身内にいろいろと現状及び近未来(?)のことを話す、というミッションは完遂したが、果たして・・・

もう一つの目的はソメイヨシノでお花見をすることだった。
自宅付近、と言うにはちと遠いけれど、市内の有名な桜の名所とそこに隣接した大きな神社にお参りする。実は帰省寸前に思いついただけなのだが、行って正解!見事な桜は8分咲きで、人もうぞうぞいたが、意外に邪魔ではなかった。

私だって、アレ(書くのもおぞましい)さえいなければ、どこかで弁当でも買ってシート広げて食べたかったんだ。同行してくれた某身内は大丈夫だそうだが、って恐らくほとんどの人が大丈夫なのよねえ。ちっ!

桜を愛で、お参りをし、ウインドウショッピングをしてから予約しておいたフレンチのお店でディナーをいただく。
映画のタイトルを冠したお店はこじんまりとしていて清潔感に溢れている。
開店と同時に店内へ。テーブルは4つしかない。
まあ、もう8年も営業し続けているそうで、このキャパでペイできているのなら十分定着していると思って良いだろう。って何を偉そうに。

コースは3つあったと思う。価格よりもボリュームを鑑みて真ん中のコースを選択。
生憎私も彼女もアルコールはちょっと、という状態だったのでボトルでミネラルウォーターを頼んだ。

…料理のほぼ全てを撮影しているのだが、このブログはそもそもそう言う目的ではないし、画像掲載が面倒臭い(ってこっちが主たる原因だったりして)ので略。

正直味は可もなく不可もなく、だった。
素材は、特に野菜が新鮮で味がよかったが、メインの肉料理、骨付きラムはコースの流れをぶった切るくらいボリュームが多すぎた。
そして、デザートだが、せっかくこの店名を付けたのなら、ぜひ映画にも登場するあのお菓子にしてほしかったな。

コスパや立地などから見て決して悪いお店ではない。
シェフとマダムがいい雰囲気を醸し出していて、再訪したいと思うことは思うけれど、うーん、美味しいものを食べたい、と思ったらここはもうチョイスしないかな。

市内(以前は違いました、ってわかる人にはわかっちゃうかな)には著名なフレンチの店がある。
何年か前の再開発で移転、拡張してから訪れていないが、連れて行ってもらって2回、連れて行って1回、それぞれ行ったことがある。

ここは、重いが美味しかった、と記憶している。お値段も確かに前出のそれの倍近いが、素朴さは皆無で、正統派のフレンチが食べられた。
次の帰省の時は、母も連れてここにしようかな。

ちなみに。
人に連れて行ってもらってゴチになったことのある店へ、身内や後輩を気軽に連れて行ったまではいいが、メニュー(と価格)を見てたまげた経験、ありませんか?私はある。あうううう。
後者のフレンチの店も何を隠そうそのひとつだった。ま、それも過去のいい思い出ですが。

田舎には、こじゃれたフレンチの店なんてまずない。恐らくオープンしても客層が良くないからいろいろと苦労されるだろうこと請け合い。
でも、誰か雰囲気のいいビストロ始めてくれないだろうか。せめてロイヤルホストでもできたらなあ・・・

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