そんなわけで(何が?)
雨の中、外猫が玄関先で雨宿りしている。
パウチを3つも今日は食べているので、それなりに満腹なのに帰らないのは、やはり雨に濡れたくないからか。それとも、少しは我が家に愛着を感じ始めているからだろうか。そうだったらいいのだけれど。
なかなか時間にも精神的にも余裕がなくて彼を招き入れられずにいる。こんな天気の中、一人ぽつんと座り込んでいる彼の背中が小さくて、それでもまだご飯と、庇護してくれる人間(私たちのこと)がいて、取りあえずはマシなのかな、とは思うんだけど、確かに、誰からも顧みられないまま消えていく小さな命もあるわけで・・・全ての野良猫を幸せにするなんてことはまず現実的に難しい。
現在、私は気持ちに全く余裕がない。日々刻々と状況が変化していく中で、あちこちに救いの手を求めながら何とか切り抜けている状態下にある。
家人に対して感じる不甲斐なさをさり気なくぶつけているけれど、どう思っているのかいないのか(え?)、暖簾に腕押し糠に釘。発破をかけすぎると今度は逆にやる気を失わせてしまいそうで怖い。
今日は新規の取引先が来場された。所謂中堅企業の3代目社長だが、非常に爽やかな雰囲気のナイスミドル(死語)で、ルックスもさることながら、話す時に相手の目をじっと見て、一言も聞き漏らすまいと真剣に対応してくださるところが実に印象的だった。
3代目、ともなれば創業者の遺伝子も薄れて(2代目で目も当てられない惨状、ってパターンもあるけど、身近に(笑))来そうなものだが、この方の場合はさながらご自分で起業されたような雰囲気があり、それを多分人はオーラと呼ぶのだ。
私はもちろん、家人も好感を抱いたようで取引は経営者抜き(いいの?!)(もう、いいんです)(え?!)でとんとん拍子に進み、後は納品について調整するのみ。
もう1件の方も同様、仲介者の力でかどんどん話が動いて、既に契約書を取り交わすまでに至っている。
でも、これはまだまだ序盤戦だ。まだまだ在庫は残っている。これらを全て調整し終るまで、残り時間があまりに少ないこともあって逆にリアリティがない。
果たして仕事が全て片付いたら、なんだか2人して呆けてしまうかもしれないぞ。
さ、明日もがんばりましょう。とりあえずひとつひとつ目の前のことを処理していかなければ・・・
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