カウントダウン-落ちる砂は決して止まらない
このクソ忙しい上に無駄遣いなんかしている余裕のないときに、とんでもない衝動買いをしてしまった。
カシミヤのセーター。美しい色に愛らしい模様のそれは一目見た瞬間欲しくて欲しくてたまらなくなった。
幸か不幸か、手が届かなくもない金額で、でもたった一枚のニットにこの金額?そりゃ好き勝手にお金を使えたOL時代なら買えただろう。それでも今は違う。
それでも、そのニットのことが四六時中頭を離れない。仕事も手につかない。
カタログをとっておくからいけないんだ。捨ててしまおう。そう決めたはいいが最後にもう一回だけ見ておこう、これが間違いの素だった。
・・・やっぱりきれいな色と柄。これはきっと人気商品だ。しかもカタログは1週間ほど前に来ていたが今朝開封したわけだからタイムラグがあり、そうだ売り切れているに違いない。オンラインで在庫確認をしてあきらめようではないか。
もうご想像はつくと思うが、在庫はあった。その時点でポチっとやってしまった。ああ。
かくして、今、私の手元にはそのセーターがある(爆)。
どこで下ろそうか今悩んでいるところ。どうでもいいことで悩むな自分。他に悩むことがいっぱいあるだろうに。
まあこれから先贅沢もできなくなるのだから、これが最後、のあちさんはあくまで自分に甘いようです。あうううう。
そもそも秋はもの悲しい季節だけれど、今年のそれはもの悲しさを通り越してただ只管悲しくさびしく切ない季節になりそうだ。
この先何回秋を迎えられるかはわからないけれど、これ以上さびしい秋は多分、もう訪れない。
涙を我慢できないことが増えてきた。現実から逃げ出したいけれど、もう直面するしかない状態に今、ある。
「その」日。
私は穏やかに迎えられるだろうか。訪れる静寂に耐えられるだろうか。
自信は正直、ない。
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