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オバサン家を買う

昨晩、さあいよいよ明日は内覧だ。一応認印と些少ながら手付金も用意して、場合によっては・・・!

そうだ、あそこを見よう。アレを聞こう。あれも調べなくては、などいろいろと考えていたら、ベッドで私が録ったBDを見ていたはずの家人が慌てて部屋に飛び込んできた。
社長秘書から電話があり、大きな宿題を出されてしまったというのである。

到底10分や20分でできることではなく、内覧を諦めかけていた家人の尻を叩き、なんとかノセることに成功。
電話があったのが19時半。原稿が出来上がったのが21時半。それを私が清書し、二人で文章を推敲し、メールで送信したのが22時半。
そこから軽く打上げ(要はちょい飲み)して、頭を目いっぱい使ったから家人も私もなかなか寝付けず、それぞれがそれぞれに夜更かしして今朝を迎えた。

そして、今朝。
快晴の下意気揚々と乗り込んだ1軒目は、実は気に入りさえすれば一気に契約を、とまで思い入れていた物件だった。
実際交通の便も悪くないし、外観は合格。
だが、内装はかなり手抜きというか雑というか、随所に不満のあるもので、まあそれはどうにかできるにしても最大の欠点は、業者さんだった。

売ろう、という意識があるのかどうか。
大手だが、フランチャイズらしい。とにかく何を聞いてもよくわからない、という感じで資料を見たり何処かに電話で問い合わせてみたり、と要領を得ないことはなはだしい。

建物の造り自体は悪くなかったが、多分壁のクロスを張り替えたり、アンテナ線や床の補修などを考えたら、入居までにかなり手直ししなければならないことが判明。しかも仲介物件だから手数料もかかる。

そんなことからかなりの失望感を抱いて、約1時間の視察の後その現場を後にした。

そして2軒目。
場所はそこそこ入り組んだ住宅街の中だ。
でも、フルリフォームされた室内は非常に清潔感にあふれ、様々なものが新品に取り替えられていた。
実は1軒目と建物の面積はほぼ同等。でも敷地面積が若干狭い。それでも北海道様式(?)で車は2台置けるし、小さいながらも庭はある。合格。

エアコンは必要だし、カーテンレールがない。これはつけなければならないし、窓が大きいからカーテンもオーダーが必要だ。
それでも家人がまんざらでもない様子だし、こちらは担当の方がとても感じの良い女性で、売る意識満々だけれど押し付けがましくなく、こちらも家人がお気に召した様子。

そして、午後からも内覧があると聞いた私たちの決断は・・・

今、手元にはいくつもの判を押し、署名(家人が)した契約書がある。
様々な手続きを経て、年明け早々に、私たちは権利書と家の鍵を手にすることになった。
今後何がどうなろうと住む場所は確保できたのだ。全く想定外の地域に、だけど。
それでもこの安心感ときたらどうだろう。それと同じくらい、これまでしたことの無かった「近所づきあい」をしなければならない不安感。

ま、今は面倒なことは考えまい。仕事も大詰め。いろいろなことがいろいろに動いていて、私はもう知ったこっちゃない。
これからはインテリアだのカーテンだのなんだの考えなければ。

オバサン(とオジサン)家を買う、の顛末は以上。
さ、明日も来客があるので忙しいぞ!

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