焼き尽くす
今、事務所内の様々な書類を荼毘に付している。
懐かしいもの、思い出の詰まった様々なあれこれを、えい、とそれこそ勢いをつけて捨てていくのだが、家人も私もそれぞれに思い入れがあるものが出てきて、お互いにちょっとずつ何か、を残しているのが面白い。
これは捨てがたい、これは欲しがっている人がいる、そんなことを考えていたら何だかいろいろなことが脳裏をよぎって前に進めなくなってしまいそうだ。
長い歴史をたった数日で廃棄してしまうことに若干の後ろめたさとわずかの爽快感を覚えながら、作業はまだ続いている。
本当は勉強しようと思っていたのだが、何故か日が高いとその気になれない。
かといって、夜のしじまの中で一人PCに向かっていることにも恐怖を感じる。
本当に難しいことばかりだ。とにかく学ぶことが多すぎる。
そこで思うのは、私は頭のいい人間なのか、そうではないのか、ということ。
暗記って、反復練習の賜物なの?それとも北島マヤみたいに、集中して読めば覚えられる人って本当にいるの?
(ただ、彼女は数式などは全く覚えられないそうなので、あれは一種のサヴァン的なものではないかと思うけど)(そもそもマンガだし)
もう2月も3分の1が終わる。
明日は、例年なら楽しみにしていたけれど、今年は少々気ぶっせいで複雑な心境の中参加する行事があるので出かけるけれど、果たして周囲の反応や如何に?
腫れ物に触るような扱いをされるのか、好奇の目で見られるのか、それとも誰からも気づかれることなく杞憂に終わるのか、最悪、存在を無視されるのか。正直全く見当もつかない。
家人はよく行く気になったな、とこれも正直驚いている。それで気づいたのだが、やはりこの業界にはしがみついてはいたいのだろう。というよりも他の仕事をほとんど知らない人だから。
最低でもあと1年、と思っているけれど、そうなったとしてその後彼はどうするつもりなのだろう。
誰も知らない、誰からも知られていない土地で新たな生活を始めるということを彼はどう受け止めているのだろう。
今日も、誰とも会話らしい会話をしないで一日が終わる。
ストレスが食欲に転化されてやたらと口寂しいけれど、これを我慢しなければリバウンドするぞ。
明日は寒さで脂肪を燃焼させよう(?)もしかしたらストレスで更に食欲が倍増するかもしれないけど(涙)
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