久々に猫のことなど
おばあちゃん猫、多分もう腎臓の機能はほとんど残っていないはずの検査結果を最後に聞いたのはもう昨秋だったと思う。
ヘモもかなり低くなったので1クールだけ造血ホルモン注射をしたらそこそこの数字に戻ったが、てんかんを起こしたり、脱水で皮膚の戻りが悪くなったり、体重も3キロを割りそうなくらい食が細くなったり、と正直昨年の時点では年は越せないだろうと覚悟もしていた。
が、今彼女は3.5キロにまで体重が増え、元気に部屋中を闊歩している。
フードには相変わらずいろいろ混ぜ、心を鬼にして(最近は罪悪感もかなり減ったけど)食事の時間はケージ(ゲージではない!)に閉じ込めることにした。時間にして1時間から1時間半程度。
もともとケージに入ることには抵抗もないようで、放っておけば勝手に入って爆睡しているのだが、やはり無理に入れると申し訳なさが先にたってしまう。
それでも眠くもないのに閉じ込められた、となると勢いご飯を食べるしかすることがないようで、かなりの量を食べてくれるのだ。
そして、おばあちゃんのご飯は美味しい、と学習している同居中のオバ猫(超デブ)が残りものを虎視眈々と狙っているので、それも防げるから一石二鳥。
ばあちゃんにとって通院は途轍もないストレスの源らしい。
酸いも甘いも噛み分けている猫(?)なので、病院に言っても極めて冷静で大人しく、そうではない猫に泣かされているかかりつけ医から見ると扱いやすくて大好き、なのだそうだが、診察中はさておき、家に戻ると覿面元気がなくなり動きが悪くなり食欲が落ちる。見えないところで相当消耗してしまうようだ。
月イチペースでの通院をやめてしまったから彼女の体がどうなっているかはわからない。
でも17歳を超えて未だに元気、快食快眠快便、つまんだ背の皮膚の戻りも悪くない。かつての陽太のように目が白濁してくることもない。
隣の部屋の若造にはガンを飛ばし、ちょっかい出されたら低く唸って追い払う。
とても年齢には見えない外見も合わせて、まだまだ長生きしてくれそうだ。
ただ、この1週間ほどご飯の食いつきがいまひとつで、残す量も増えがちだ。
本来なら腎不全の猫にはあげられそうにないようなものも偶にほんのわずか与えてみたりするが、今回思い切って高価なウエットを出してみた。
昨年亡くなった腎不全の子のために買っておいたものだが、果たして・・・お、食べた!
ほんの二口ばかりだが口にしてくれたので、少し緩めに純水で溶いたものを残したご飯に混ぜて置いてみた。
まだ食べてはくれないが、そのうち少しでもおなかが空いたら食べてくれるかもしれない。
その間、同居猫に食べられないよう見張っておこう。
お勉強進まない。
やはりテキストに書かれていない部分、所謂行間に隠されている意味が読み取れないから、要領よく進めていけないのだ。
ちょっとした齟齬とか、実はもう一冊市販のテキストを購入していて、そちらの方がよほど簡潔に理解をさせてくれるからそれを併用しながら辛うじて組まれているカリキュラムのスケジュールの少し先をいっている感じ。
勉強って習慣なんだ、としみじみ思う。慣れていないから、まずそこからだからなあ。
あーあ、真面目に受験勉強とかしておけばよかった。後悔ばかりしていても始まらないのだけれど。
先行き不透明な中で、何かひとつでも手にしておきたい。われながら殊勝だと思うけれどさて、いつまでこれが続くやら(え?)
合間合間に片付け物をしているが、開かずのクローゼット(!?)からスエードのロングブーツが出てきた。
確か独身時代のもので、結婚して転居してからこっち、がっつり太ったためふくらはぎが入らず履けないまましまいこんでいたはず。
おっかなびっくり履いてみたら・・・あらら、楽勝!ふくらはぎもあっさり通過。でも!
・・・膝のお肉が乗っかるんですけど(号泣)
ロングスカートで誤魔化すか。そうすりゃなんとかイケないこともない。でも万が一見えちゃたらみっともないことこの上ない。
ということで廃棄することにした。ああ、高かったのに・・・
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