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老いと向き合う

今日は朝から久々に仕事で外出。ついでに(?)昼はラーメンを食べてきた。
一旦帰宅して、また外へ。いろいろ思うところもあるけれど、本人がアクションを起こさないなら私がこれ以上言うことはない。

夕方、ご近所さんになった知人の老婦人を訪ねてきた。
・・・驚くほど小さく、弱弱しくなってしまったその姿に思わず絶句。少し前に往診医が帰ったばかりとのことで、立ちくらみが酷いから呼んだそう。

手土産に持参したドーナツ―以前はよく洋菓子を持っていっては一緒にいただいていたから今回もそうしたのだが、もうそういったものはあまり食べないのだそうだ。
お手伝いの女性が毎日来てくれているからその方にあげると仰って受け取ってくださった。

老いは誰にも平等に訪れる。
今日も去り際、幾度も「お元気で」と口にされたが本当に「次」があるかどうかわからなくなってきた。
かといって日参しては逆に疲れさせてしまうだろうし、どうしたらいいのか。何ができるのか。

毒舌家で、穏やかな笑みを浮かべながら人の悪口もさらりと仰る。
知り合った約20年前にはとてもオシャレで、背筋もピン、としていらしたのに、少し前に背骨を骨折してからは傍目にもわかる酷い猫背になってしまわれた。

前回伺った際に飼い猫と一緒に撮ってあげた写真をプリントアウトして「次」持っていこう。
その飼い猫も、先月老衰で逝ったのだそうで、お線香をあげさせていただいたお仏壇の脇に小さな遺影と陰善が置かれていた。

その猫は、彼女のお宅の物置に入り込んできて子猫を生んだ。子猫たちはみな美しく、私が里親募集とお届けを手伝ったのだがあっという間にもらわれていった。
残った母猫はそのまま飼われて、結局最期まで看取ってもらえたわけだ。

やっぱり週明けにまた訪ねてみよう、写真を持って。
お子さんたちは皆内地にいる。お孫さんも含めて、入れ替わりでいらっしゃるそうだが、「来てもらってもしてもらうこともないしねえ」・・・本音はわからないけれど、そんな気の強さは変わっていなかったことが嬉しかった。


明日はいよいよソフトバンクとお別れ。
ちょうど2年が経つのだ、タブレットを買ってから。
もう無駄遣いはできない。だから光コンセントが今の部屋についていること、次の転居先にもあることからついに光を引くことに。
タブレットは、外出時、2年縛りが解けないデータ端末に繋いで使うことにすれば、若干月々の支払が安くなり、GBの壁もなくなるわけで。

様々な接続はきっと5年前なら自分でやっただろうが、もう今はそんな気力もないので、オトモダチ価格(だって、いくら?って聞いたらいくらにする?って言うからさあ・・・)で知り合いの業者さんに頼むことにした。
ONUからルーター。それにPC、プリンタ、タブレットを繋いでもらう・・・できなくなさそうなんだけど、どこかで躓いても解決するだけのコンセントレイションが今の私には多分、ない。

タブレットはとても便利で使い勝手もよく、様々な恩恵を齎してくれたけど、その分私のネット依存度は格段に上がってしまった。
そして、老眼も進んだような・・・あううううう。

老い、は当然私にもやってきている。老眼だけではない。増えた白髪をどう誤魔化すか。頭の痛い問題だ。

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