« 何だか疲れた | トップページ | がっかり »

まだお花は綺麗です

疑惑の渦中で結局世論やマスコミ、知事選ではバックアップしてくれていた政権与党からの手のひら返し、に追い詰められたような形で舛添知事は辞任した。
この人、本当に子供じみているな、と思ったのは、『もう辞めるんだからいいじゃん』とばかりに開き直っていて、投げかけられた疑問や不審点、矛盾点などに何一つ答えず去ろうとしていること。

返納するはずだった給与もしっかり受け取り、売却するはずの湯河原の別荘もそのまま。寄付すると仰っていた美術品はどうなさるのか。

リオに行けなかったことがそれほど悔しかったのだろうか。

でも、このまま何一つ答えず解明せず、都民へメッセージのひとつも発することなく知事職を辞するとなると相当印象が悪い(既に悪くなっているけれど)。
過去の著書のあら探しをされ、現在の行動との齟齬を指摘されても臆することもなく悪びれることもないその強さはどうにも私のような小心者には理解できない。

もう政治家として再起することは難しいだろう。政治学者として?この人に何か意見を求めたい人が果たしているだろうか。
タレント?どんなきれいごとを並べ立てても行動が伴っていないことは既に皆知っている。
せめて引き際くらいきれいにして、謝罪すべきところはして・・・ん?もしかしたらこの方、未だに自分に非があると思っていないのではないだろうか。

いや確かに法的には問題ないのかもしれないけれど、それで本当にいいの?

この方の所為で、都民も大混乱。だって、次の知事に何を求めるかという街角調査で第一位は「お金にクリーンであること」・・・?!いいんですか、それだけで。行政手腕は本当に要らないの?

投票権もないので本当に野次馬でしかないけれど、個人的にはアイドルのパパ氏がいいかな、と。以前のエントリにも書いたけれど、総務省なら地方自治とも全く無縁だったとは思えないし。
もう知名度に頼った候補者は要らない・・・と思うけれど、これでまた元宮崎県知事とか、大阪府知事とかが出てきたらそっちに傾いてしまうのかしら?都民の皆様にはくれぐれも真剣な投票行動をとってくださいますよう。


今週は来客もあったりして落ち着かない。
まだ亡くなった愛猫の初七日も過ぎていないのに、ゆっくりとその死を悼むこともできない。
ちび、いつまでもここに縛られていないでいいからね。早く天国の家族の元に行きなさい。

他の猫たちは何も変わらない。『1匹いないな』なんてそぶりは全く見せないし。
以前、兄弟猫の片割れが逝ったときは、残されたほうが露骨に落ち込んでしまった。
だってお腹の中から一緒だったものね。6匹生まれたのに胎盤が5個しかなかったから、もしかしたらこの子達は猫には珍しい一卵性だったのかもしれない。

私の部屋から相変わらず出ようとしないれあが今は心の支えだ。
この子がもし逝ってしまったら、私が生きていられるかどうかわからないくらい。

先の見えない不安と闘いながら、今はただ奇跡が起きることだけを祈っている。何だか抽象的だなあ。

|

« 何だか疲れた | トップページ | がっかり »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。