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天国にいる3匹の猫←犯人は地獄に堕ちろ

「夜廻り猫」いいなあ。オンラインで、ディスプレイで見るのも悪くないけれど、単行本を手にしながら好きな話たちを何度も何度も行ったり来たり読み返すと、気持ちが洗われていくようなカタルシスを味わえる。

一番好きな26話にはしっかり栞を入れた。妻や母をないがしろにするクソのような(あら汚い表現)家族よりも、もっと大事な家族、とピーターを選んだ奥様がどうか幸せになりますように。いや、実在の人ではないことは百も承知ですが、そう願わずにはいられない。

でも、実際にはもっとどうでもいい理由で猫(などの生き物)を捨てたり虐待したりする輩がいる。
私が初めてシェアした、帯広にある保護猫カフェのFBの記事は、北海道の足寄町でテープで巻かれて窒息死させられた猫2匹の亡骸と、偶々顔が出ていて、でも瀕死の状態で発見された猫が米袋に入れて放置されていたというもの。
瀕死だった子は保護され獣医にかかり、回復するかと思われていたが手当ての甲斐なく亡くなったそうだ。

もしかしたら犯人には犯人の言い分があるのかもしれない。やれ庭を荒らしただの、糞尿撒き散らしただの、家に入り込んできただの・・・もし本当にそうだったとしてこんな残虐な手口で生き物を屠っていいとでも思っているのか?!

ただ、生きていた子はがりがりにやせ細っていたというから長期にわたって虐待されていた可能性もある。
犯人は残虐もしくは嗜虐性の高い性格異常者かもしれないが、案外そこいらの普段は大人しい「隣人」だったりするかも。そう考えるととても怖い。いつ、その標的が小さな子などに向かうかわからないから。

だから警察は真剣にこの件に取り掛かって欲しい。犯人を検挙するために動いてほしい。
たかが猫、ではない。今こうしている間にもその犯人は他の猫を虐待しているかもしれない。いや、次のターゲットを人間にしているかもしれない。可能性がゼロと言いきれるか?え?
これまでにも、異常な殺人事件を起こした未成年が判で押したように猫などの小動物を虐殺しているという事実をもっと重く見て、それこそ後の殺人事件を防止する、くらいのモチベーションでもって捜査に当たってほしい。
この犯人はどうせ捕まっても大した罪にはならないのだ、悲しいけど今の法律では。くそっ!

亡くなってしまった子は、保護猫カフェから旅立った仲間たちが眠る霊園で荼毘に付されるとのこと。保護してくださった方の意向だそうだ。
最後の最後に人の情に触れることができたその猫があまりに不憫で・・・

どうか安らかに。あちらの世界では誰もあなたたちをいじめないから。たくさん食べてたくさん遊んで、穏やかに過ごしてください。

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