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終わっちゃったなあ

勘違いだった。今回の11号台風は関東経由。北海道直行ではなかった。
現在関東地方が豪雨に見舞われているようだが、北海道も飛行機の欠航が相次ぎ、多分競りにも影響は出ているのだろう。

オリンピックは終わった。
賑やかな閉会式。次開催国日本のアピールも、準備不足だったのは知事の存在(?)だけで、演出も音楽も、そして演じる側もちゃんとスタンバイしていたわけだ。ああよかった。

あの映像―赤いボールを日本からリオへ、という内容ならここはぜひサバンナ八木に登場して欲しかった・・・ん?そう思うのは私だけ?

閉会式直前に行われた男子マラソンはまあアフリカ勢の勝利は想像できたことだったけれど、これもある程度想像できていた日本選手の惨敗は、現在の日本長距離界の層の薄さを露呈させており、それが何を意味するのか。また箱根の功罪を問うような風潮にならなければいいと思う。

そしてカンボジア代表の滝崎選手、こと猫ひろしが完走したことも素晴らしいと思う。
棄権した選手が10数人もいたのに、彼は一度も歩くことなく最後まで走りきった。そりゃ成績は自己ベストには遠く及ばなかったけれど、ゴールしてからちゃんとニャーができたし、しっかりとその爪あとは残せたのではないだろうか。
次、東京でその小さな体が走るところを見られるかどうかはわからないけれど、挑戦はやめないで欲しいなあ。

マラソンと言えば、
女子、福士選手のレース後の言動が一部で批判を浴びているようだけれど、私にはとても彼女の言葉が真摯に感じられたし、42キロ走った直後に発する素直な気持ちのどこがいけないのか。
逆に、どの選手も判で押したように「応援してくださった皆様のおかげで」的なことを仰ることが私には不自然に思われて仕方がなかった。

そりゃ、一人では取れなかったメダルかもしれない。でも、実際に闘ったのは他の誰でもない、選手本人なのだ。まず自分を称えていいのでは?
それをしたからこそ福士選手は叩かれてしまったのかもしれないけど、じゃあ、文句を言っている、あなた走ってみなさいよ、と言いたくなる。

苦しかったマラソン。でもオリンピックの舞台は楽しかったと仰っていた彼女の挑戦を心から賞賛します。お疲れ様でした。



で、話が台風に戻って。
明日にかけて北海道は更に雨が降るという。
既にこれまでの雨で地盤も緩んでいるし、大規模な土砂災害が起きなければいいのだが。
けっこう海沿いには背後に山を背負っているような集落があるから、これまで崩落したことのない箇所も危ないかもしれない。
どうぞ、少しでもその予兆が見られたら避難を考えて欲しい。既にお一方亡くなられているようだが、これ以上人的被害が出ませんように。

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