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結局のところ

とどのつまりは20数年前と同じ、ということ。
20数年の時を経て、私は全く同じMRIの画像(機械の性能が上がったから画像はより鮮明になってはいたが)を見せられてぐうの音も出なかった。

4番と5番腰椎の間の椎間板が黒く変成していて、明らかに飛び出している。
ヘルニア?いえいえ、それ以前の問題らしい。椎間板自体が神経に影響を与えているのだから。
マクロファージに発破かけても意味はなかった。彼らだって戸惑っていただろうに。『俺らの所為にしないでよ』、と文句のひとつも言いたかったろう。ごめんね。

飛び出そうにも私の椎間板は既にスッカスカで、髄核も干上がっているのだそうだ。

その病院にはこれまで数回罹っていて、先生は今回で3人目。前の二人がけっこう圧の強いタイプで、こちらは圧されてしまってインフォームドコンセントどころの騒ぎではなかったのだが、今回の先生はちょっとタイプが違っていてとっつきやすさに安心感を抱いていたのに、2度目の診察となった昨日、それが思い違いだったことに気づいた。

やはりこの病院の医者、なのだ。まあまあ手厳しいったら。

―加齢ですね(だから仕方がない)
―筋肉つけなさい。ウォーキングなんか意味ないよ。ジムと水中ウォーキング(しなさい)
―ストレッチ?それも大事だけど、筋肉つけないと。

・・・まあ、仰るとおりなんですけどね。でも、フォローも何もなく、穏やかな表情でバッサバサと斬られてしまい、最後に止めを刺された。

飛行機に乗る、と伝えたら、先生ニヤリと笑って「気圧の変化で痛くなるよ~」・・・おい
思わず「ええ~?!」と声を上げたら、「湿布と、乗る前に薬飲んでね。ま、気休めにしかならないけど」・・・あうううう。

痛み止めと湿布薬を処方して頂き、とぼとぼと帰路についた。

で、期待していたリハビリは、MRIまで時間があったので先に受けていたのだが、こちらは期待以上だったのでまあ良しとしよう(?)

状態はだいぶ良くなっているけれど、痛みを怖がっているからあちこちに負担がかかっている。背中も肩も首もがちがち、だそうだ。
全身をほぐしていただいて、更にいくつかストレッチを教わってきた。

さ、今夜もそれらをこなしてとっとと寝よう。明日の今頃は・・・実感沸かないなあ。

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