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ノスタルジー、ってヤツなんですかね

懐かしい歌(動画)を聴いている。
なんであんなに入れあげたのかわからない。でもあの時は確かに彼らのフリークだった。

分析するに、楽曲がホンモノだったことが大きいと思う。
希代のヒットメーカー二人がガチで作り上げた曲たちは、今聴いても全く色あせていない。
このままジャニーズのどこかのグループででも歌ってくれないだろうか(希望はNEWS)。

そしてキャラクターもよかった。
メインボーカルの4人のうち、プロの二人はさておいて、アマチュア、つまりスタッフの二人に備わっていた歌唱力と表現力が素人離れしていた上に、彼らが違った意味(?)で注目を集めたりしてそこに私はどっぷりとハマってしまったのだ。詳細は書きませんが。

彼らの名は野猿。とんねるずの番組から派生したユニット。
とんねるずの2人を除いて残りのメンバーは全て番組のスタッフだった。

最初は遊び半分だったはずが、転がり始めたらどんどんそれは勢いがついていって、巻き込まれた私たちファンは長きに渡って翻弄されることになる。

まず最初は横浜アリーナでのライブ。
電話予約で何とかチケットを押え、遠路はるばる参戦。その後夏の集会、武道館(順序逆だった?)、そして撤収ライブは自分でも未だに理由がわからないけれど、フル参戦してしまった。よく家人は私に愛想を尽かさなかったものだ。

グッズも買い込んだ。他人様には言えない類のそれ、も含め、私はいったい彼らにいくらつぎ込んだことだろうか。今なら到底考えられないことだが、それをちっとも惜しいと思わなかった。遅れてきた青春?そんな言葉で片付けていいのかわからないけれど、今となっては当時の自分を分析することは不可能だ。理解できない。

止められない この情熱・・・か。



札幌に行ってきた。用事はあっという間に済んでしまった。わずか数分のために1泊したことになる。
でもそれはある意味隠れ蓑。本当にしたいことは別にあった。
そしてそれを無事にすることができて、充足感と寂寥感が今残っている。

さ、気持ちを入れ替えて、明日からのケの毎日を過ごそう。非日常は当分訪れないはずだだから。

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