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Shock!(舞台のタイトルではない)

隣町にあったカフェがいつの間にか閉店していた。

それを知ったのは、同業(か?)他店のブログでのこと。閉店するそのカフェから不要になった備品をもらった、と書かれているのを見てびっくり。
まさか、とばかり慌ててそのカフェのFBなどを訪れてみたら・・・事実だった。ショック。

この小さな町近辺で、そのカフェはほぼ唯一とも言える「ちゃんとした」お店だった。
店内は禁煙。実はそんなこと―ランチタイムだけでも―すらしている飲食店は皆無に等しい中で、安心して寛げる店だった。

更に言えば、カフェメニューも一番美味しかったし、きちんとプロの仕事をしていた。
歩いていける距離の場所にそういった意味ではマトモなメニューを出しているカフェもあるが、そこは通日喫煙可能(だったはず)。しかも常連に女性客が多く、喧しいったらない。落ち着かないし、コーヒーは美味しくないし。

そう、コーヒーの味も重要だ。閉じてしまったカフェはその点でも優れていた。
コーヒーだけなら、そこそこ美味しい店はある。でもその店も当たり前のように喫煙スペースがある。オーガニック食材使用を売りにしているにも関わらず、だ。デザートメニューも正直弱いし。

他は、主婦が趣味で開いているようなお店(ここは女主人自ら喫煙者)(彼女自身は嫌いじゃないけど)、入ったことはないけれど、客層がオジサンばかり、など、そもそも数がないから、喫茶店&カフェ文化は恐ろしく低い町なのだ、ここは。

どうしよう。自分が寛げて、しかも人を連れて行けるレベルの店がなくなってしまった。

閉店の理由は頷けるものだ。仕方ない。でも。ああ、どうしよう。
もう少し足を伸ばせば、そう逆の隣町にまで行けば何かしらお店はありそうだけど、お茶を飲むために小一時間もドライブしたくはない。

誰か、小さくてもいいからちゃんとしたカフェを出店してはくれないだろうか。
メニューなんか多くなくてもいい。美味しいコーヒーやちゃんとしたハーブティー、そして味の良さはもちろん、見た目にも美しいデザート。サンドウィッチ程度のカンタンな食事が取れればなお良し。

・・・でもそんなお店ができたらすぐに喧しくなっちゃうんだろうな。きっと私と同じこと考えている人は他にもたくさんいそうだから。

田舎暮らしの欠点はこういうところなのだろう。モノを買うのはネットで何とかなるけれど、食も含め文化という面では都会との乖離が激しすぎる、この町は。

そう、そんな中にあって、閉店したカフェは努力していたしオーナー夫婦のセンスもよかった。だからこそ・・・もう!本当に残念でしかない。
これは、外でお茶なんか飲まずに家にいろ、という神の啓示なの?(んなこたない)


午後からレンタルショップなどに出かけるので、ちょっと家の周辺を探ってみようと思う。もしかしたらどこかに隠れ家のようなお店が・・・なさそうだけどね(涙)

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