まだ興奮は冷めず
もう、神がかっていたとしか言い様がない。
結果的にFSは2位だった。でも、PCSは1位。そう、ジャンプだけ跳べばいいというわけではないのだ。
まず、ネイサン・チェン。バンクーバーの女子シングルを彷彿とさせるような、フリーでの巻き返し演技には言葉を失った。
6回も跳ぶ?そのうち5回成功しているんだから、4回転。
これで、もし、SPもまともに演技していたら完全に彼が表彰台の一番高いところにいたはずだ。
PCSでは負けたとしても、基礎点が全く異次元なんだもの。
そしてハビエル・フェルナンデス。
4回転が2回転(だったかな)になってしまって基礎点が大幅に下がってしまった。こんなミスをするなんて。
宇野昌磨は・・・アクセル苦手なのかな?冒頭の4Loで転倒してしまったけれど、4Fを見事に降りて、そう、基礎点では羽生弓弦を上回る構成だっただけに残念。
それでも落ち着いていたし、演技後もとても悔しそうで、もしかしたらあまり喜んでいないのかもしれない。あ、本当にそうみたい。今インタビューを見ていて怖くなった。この子、恐ろしくオトナ、だ。もしかしたら精神的には羽生よりしっかりしていたりして。
結局、羽生も小さなミスはあったけれど4Loを4Sに下げたことで安定した演技とスタミナ配分ができたのだろうかと。
もちろん羽生の演技が素晴らしかったことはもちろん、だけど、他の選手たちのいわば自滅、も相俟って見事に彼は連覇を成し遂げた。
インタビューで直前まで構成が確定していなかったことを話していたけれど、怪我した脚の状態は彼の直前のインタビューでの話ほど完全ではなかったんだろう、きっと。本調子なら冒頭は4Loだったはずだ。
いや、赤の他人であり何の関わりもなく、更に言えば大して熱心なファンでもない私ですら、緊張して興奮して、口の中がカラカラになって、演技がつつがなく終わった時は思わず声を上げてしまったくらいなんだから、熱心なファンや、身内、リアルな知人、関係者の方々ならいかばかりか。
せっかくの休日をどこにも出かけず朝からテレビの前にかじりついていたわけだけれど、ちゃんとバランスボールに座ったりストレッチしたり、とそれなりに体は動かしていた。
正月太りを引きずったままのみっともない状態から、4月のライブまでに何とか脱して、件のデニムを履こう。
初代の「履けなかったデニム」は、目標どおり南の島への旅行に履いていくことができたのだから、こっちだって、きっと・・・大丈夫かしら?若干自信がなかったりして。
なにせ典型的な日本人体型だから、下半身のどっしり脂肪はなかなか取れないのだ。
羽生の体型は、日本人離れしている、というより、人間離れしている(!?)。
手足の長さと頭の小ささ、しなやかな筋肉、氷の上で映えるあの体躯は大きな武器だし、切れ長の目が何ともミステリアスで、少年のようなはにかんだ笑顔で人懐こさを見せたかと思えば、「僕はオリンピックを知っている」などとこともなげに言ってのける大胆さも垣間見せる。
優等生なのに、どこか毒を持っていそうな雰囲気がある、なんて思うのは私だけ?
明日はジム。しっかり体を動かしてこよう。そして間食や食事の量をセーブしなきゃ(涙)
ついつい食べ過ぎてしまうんだよなあ・・・あうううう。
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