寒い一日
今日は最愛の猫、の息子猫の命日だ。
腎不全を長く患っていたが、これがまた発症から悪化していく過程が実に緩やかで、その間に他の兄弟猫が同じ病で身罷り、同居猫が他の病気を発症してこれも逝った。
手を尽くした、と思いたいけれど、尽くしすぎたのか、余計なこと―強制給餌などをして最期を迎える直前は辛いことを強いてしまったのが心残りだ。
猫を送るのもこの子で7匹目だったので、嫌な慣れ方をしてしまい、棺の用意から葬儀場の手配、持たせるものの準備まで手際よくできたことを覚えている。
今年ほど雪も多くはなかったが、曇天なのは一緒。
何回この子は採血してもらったかな。月イチで血液検査、なんて今考えればあまり意味のないことだったような気がする。
腎不全は現段階では不治の病であり、採血のストレスが死期を早めたのかもしれない。
今となってはわからないけれど、少なくとも、今いる子たちが同じ病に罹ったらもっと緩やかに、穏やかに予後を過ごさせてあげたい。そう思うようになった。
採血と言えば。
特定健診を受けてきた。
ウエイトは・・・まあさておき、腹囲、血圧は正常値。聴診器を当てていただいたが異常なし。後は血液検査と尿検査の結果待ち。概ね1ヶ月程度で自宅に郵送されるそうだが、そんなに長い時間かかるの?
問診のときに、服薬中か否かを問われたが、薬は飲んでいない、と答えてからはたと気づく。そういや正に前日から飲みはじめていたのだ、抗菌剤を。
慌ててナースさんに顛末を話す。日ごろ薬とは無縁だからつい失念してしまっていた。
未だ異臭症か副鼻腔炎かはわからない。そりゃそうだ、だってまだ2回しか飲んでないもの、抗菌剤。
焼肉臭は今も健在(?)。私の鋭い嗅覚こそさほど衰えていはしないが、焼肉のフィルターが一枚かかっているから若干においを検知するまでに時間がかかっている状態でちょっと不愉快。
とりあえず機能的なものだと思いたいので真面目に服薬して結果を待ちたい。だって心因性だとしたら治る見込みはないもの。日々のストレスはこれから先酷くなることこそあれなくなることは考えにくいもの。
考えにくい、と言えば。
現首相の外交的手腕はさておき、倫理的、というか人としてのあり方はどうかと思う。
支持率(と野党の不甲斐なさ)を盾に、好き放題に振舞ってきたツケがここにきて一気に支払の時期を迎えているのでは?
森友、加計問題に関して「忖度」したことは事実としてあると思う。
問題は、忖度そのものよりもそこに何ら罪の意識もなかったことではないか、と。
オレ首相だし、頼まれたら便宜くらい図るし、程度の趣で簡単に考えて行ったことだから、未だに自分がなぜここまで叩かれなければならないのか理解していないように私は思えてならない。
野党を、ひいては国民をも小バカにしているようにも取れる答弁の数々が折角の功績をも打ち消してしまうこと気づいていないなんて・・・ホント、考えにくい。優秀な頭脳の持ち主ばかりなんでしょ?首相ご本人も、周囲のブレーンも、なんなら答弁書を書いている官僚たちも。
極論なのは百も承知だけど、現首相も含め所詮政治家の2世なんてそんなものなんだと思う。親の力でちやほやされていたことに気づかないまま政治家や経営者になってしまえば、その成功がすべて自分の力によるものと勘違いしても仕方ない。
私が知る限り(僅か数例ですが)、政治家の2世で人格者という人を見たことがない。
それが政治家であろうと違う分野での「成功者」であろうと、周囲からまず敬愛されていない。漏れ聴こえてくるのはものの見事に悪評ばかり。
北朝鮮の動き、彼の国の甘言に弄されている韓国、何考えているか(もしかしたら大統領本人すら)わからない米国、そして権力の一点集中に向かっている中国。
多分憲法改正は必要なのだと思うけれど、この内閣ではしてほしくない。だってこの機に乗じて自分たちに有利な改正(改悪?)をしちゃいそうだから。そう、どこか信用できないから。
本当に日本の国益を、国民の幸せを考えている政治家、って今の内閣に、そして国会にどれだけいるんだろう。日本はどこに向かっているのかしら?
日本の行く末も心配だけど、これからの天候悪化も心配だ(え?)
というのも、気圧の低下に伴って首が痛み始めたから。この様子ならまたかなり荒れそうで怖い。すでに外は低く雲が垂れ込め、気温も下がっている。猫はストーブの前から離れない。本当は税務署に確定申告の書類を持参しようと思っていたがやめて郵送にした。
今夜はアルコールを飛ばしたホットワインでも飲んで温まってから寝ようと思う。
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