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思うこといろいろ

和歌山で起きた富豪男性の不審死。
歳若い後妻の応対振り―三流写真ゴシップ誌のインタビューに応じていた記事をテレビで見て思い浮かんだのがこの本だった。

わらの女(カトリーヌ・アルレー著)

私は勧善懲悪が好き。不条理が大嫌い(ex安部公房の本。砂の女とか、もう背中がうーっとなる感覚)。だからこの本は前もって嫌いなタイプだと知っていたにも関わらず興味本位で読んで後悔した。

間違いなく疑われることをわかっていてあんな杜撰な方法で殺害するだろうか?それとも、一周回ってそこまで読んでこの手段を採った?
家政婦だって然り。あの二人が共犯者だという説まで飛び出すに至っては、もう笑うしかない。

本音を言えば、そういうことはどうでもいい。私が一番憂えているのは犬の死だ。
もし、万が一殺害されたのだとしたなら、人間の汚い争いに巻き込まれてしまったわけでこれほど可哀想な死に方はない。本当にいい迷惑でしかない。

何がどうでもかまわないけれど、掘り起こされた犬の亡骸は必ず綺麗に戻してまた埋葬してあげてほしいと切に願う。



気分が滅入って仕方が無い。いろいろなことが全て負担でしかなく、自分の性格の欠点をまざまざと思い知らされている昨今。
ああ、なんと日々が過ぎるスピードの速いことよ。もう1年の半分が過ぎようとしている。
つい昨日、休日を十勝で過ごしたと思ったら、もう明日はまた休日だ。

明日は何の予定もない。家人に付き合う理由もない。だから朝から一人で熱唱してこようと思う。
久々、4人組縛りはやめて、昔から好きだった曲たちをリストアップしてみた。その数30曲余。全て歌いきれるかどうかはわからないが、とりあえず今鬱積している数多のストレッサーを少しでも軽減できたらいいなと。

でも、さ。冒頭の事件には感謝もしている。亡くなられた方と犬には申し訳ないけど。
あの事件がなかったら、と思うとホント、ゾッとする。

彼は今頃何を思っているのだろうか。

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