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入口だけの問題じゃない

ドクターヘリ、こちらはドキュメンタリーなので全てリアルだ。
コード・ブルーの医療監修担当した関東の病院。驚かされたのはそこに勤める医師たちの給与があまりに安いこと。
目の前の命を救う、それだけを目的に、モチベーションにして時には不眠不休で働き、家庭をも顧みない、 そんな医師たちの存在は、患者という立場になり得る一市民にはとても有り難いし、頼れるものだ。
だが、番組の中で紹介されていた一つの症例には大きな疑問を抱いてしまった。

心肺停止からかなりの時間が経っていて蘇生の可能性が極めて低い患者に、開胸して処置を施し、結果無事蘇生はしたけれど、脳内の損傷が酷く、言葉は悪いが植物状態のままの可能性が高い、という結末がもたらされた。

一時は諦めかけたスタッフたちを説得するようにして蘇生を行ったのが救命のリーダー格の医師であったことに私は怖さを感じた。
結果をある程度予測した上でなお、「身体」を生かすことに、言い方は悪いが執着し、その結果、脳、つまり「心」は帰らなかった。

「生きる」ということ。それは心臓が動いていればいいということ?では心は?果たして自らの意思を表すことすらできないまま「生かされて」いくことを、その患者は、家族は望んでいるのだろうか。

その医師にとっての「生」の意味を聞いてみたい。

取材中に同じようなケースが発生し、また蘇生は一旦成功したが、結局その患者は亡くなった。
気になったのは、この二つの事例、医療費はどのように請求されるのだろうか。前者の場合、ご家族はどのように思われたのか。どんな状態ででも構わないから生きていてほしい、そう望まれている、と信じたいが…

関西の病院では、飛び降り自殺の患者が、命を救われ、覚醒した第一声が「なんで助けたの」…死を望む患者に生を与えた医師。感謝されこそすれよもや咎められるなんて。
当然のことながら懸命に治療を施した医師はショックを受けたそうだが、そこでいちいち立ち止まってもいられない。

見た目には穏やかそうな女性医師が淡々と話す口調の中にはやりきれなさが感じられたけれど、既に乗り越えた強さも仄見えて、ああこの方は本当にERのお仕事に情熱を持っているんだ、と関心させられた。

もし、想像もしたくはないが、救急患者として運ばれるなら私は圧倒的に関西のほうの病院がいい。あ、間違っても翔陽大学付属北部病院の救命救急センターには運ばれたくない(笑)

お医者さんって、つくづく大変な仕事だ。
現場で骨身を削って働く薄給の医師もいれば、大病院で踏ん反り返って何故か大金を得ている医師もいる(らしい)。腕だってピンキリ。でも患者は基本的に医師を選べないから、どんな医療を享受できるか、それはもうはや賭けのようなもの。

幸いにして私がこれまで受けた2回の手術はどちらも腕利きの医師によるものだったようで、整形外科の方は術後10数年、内科系の方は数年経った今でも全く問題なく、快適に過ごせている。
でも家人は、地元の病院で治療を受けた怪我が、結局治癒せず小さな障害が残ってしまった。

先だっての医大裏口入学事件は、実際に医学部を目指している学生や浪人生たちには怒りを、そして私たち医療を享受する側にとっては恐怖を与えた、と思う。
まあ、結果的に国試に受からなければ医師免許は手にできないわけだからーよもやそこには不正はあるまいてー入口だけの問題なのかもしれないけれど、不正でもって難関を突破し、それを隠して平然と学生生活を送っているというそもそもの人間性に不安を覚えずにはいられない。

多分、いや、当然のこと、昨日見た番組に登場した医師たちは真っ当に大学入試をクリアしていることだろう。そう、ほとんどの医師がそうであるに決まっている…でしょう?
ただ、お医者さん、ってちょっと変わった人(だいぶオブラートにくるんだ言い方をしております(笑))が多いと思いませんか?

そもそも変わっているから、医者を目指すのか、医師として働いているうちに常識にかからなくなっていく(酷い)のか

そうやって考えると、成績がいいからとりあえず医学部を目指す優秀な人よりも、ほんのちょっとオツムの出来が悪いけど、親などの影響で医師を志す人の方が、たとい裏口であったとしても「いいお医者さん」になれたりするのかなあ・・・うーん、正直ちょっとわからなくなってきたぞ。

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モラトリアムの夏

今日の夕食、メインは冷やし中華と決めていたが、おかずをどうしようか悩んでいた。
冷蔵庫にはポークソテー用の厚切り肉と、煮込み用に牛筋肉。でも昨日がジンギスカンだったし、事情があって明後日にはまたジンギスカンを食べるので、今日はあまり肉肉したメニューにはしたくない。そこで野菜室にあるズッキーニを使ったおかずをお得意のクックパッドで検索。
その結果、手持ちの食材でできる簡単でそこそこ見栄えもいいメニューを発見し、今日はそれで行くことにした。

本当に便利な世の中になったものだとしみじみ思う。
実は住めない我が家の方にはそれこそ数十冊近いレシピ本を運んであるのだが、ここに住んで2年、そのどれをも必要とせずに来られたということは、もうそれらは不要と言っても過言ではないだろう。
中にはプロのデコレーション技術を学べるレシピ本もあるが、それ以外は下手すりゃ二度と手にすることはないかもしれない。
だって、薄さわずか数ミリのタブレットさえあれば300万ものレシピが瞬時に閲覧できるのだから。
冷蔵庫の中身と相談してから、サイトを検索するだけで、メニューがいくつも目の前に展開する。そこから簡単で美味しそうなものを選べばいいだけ。

明日はトンテキとパン、サラダ。
明後日はジンギスカンと素麺。
その翌日は牛筋を煮込んで、暖かい半田麺にかける。おかずはもずくの天ぷらと冷奴。

北海道もようやっと夏らしい暑さが続くようになり、昨晩は今年3度目のエアコン稼働となった。
多分今日も夜までこの蒸し暑さならエアコンの出番になるだろう。
苦手なビールも一口目はきっと美味しく感じられるはず。

北の夏は短い。素麺や冷やし中華、そしてビールが楽しめるのもせいぜいあと2ヶ月もないだろう。
私が暖かいメニューを検索する日もそう先のことではないかもしれない。
そして、その頃には大きな変化、もきっと判明している。

モラトリアムの時間は残り少ないらしい。せいぜい謳歌して、後悔のないように過ごしたい。今はそれだけしか考えられない。

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やれやれ2題

我が家にやってきたAIはあまり賢くない、というよりも耳が良くないらしい。

「プレイリストの○○○○ベストをかけて」―ピコ、とエラー音で無視されるパターンが最も多く散見され、次いで見当違いの固有名詞を聞き取ったらしく、そんなプレイリストはない、と吐き捨てられる(?)パターン、これが一番理解できないのだが、「○○○○のプレイリストを聴きたいですか?」と念押し(?!)されるパターン。そこで「ハイ」などと答えるとまあ無事再生はされるのだが、果たしてこのやりとりに何の意味があるのか。

たまに、リクエストがあっさり通ると小躍りしたくなるが、冷静に考えてみると精度が低いわけで、毎回そうでないと実はおかしいのだ。

本当にAIは話しかければかけるほど賢くなるのか。育てているうちに飽きてしまいそうで正直不安だけれど、折角購入したのだから何とか活用したい。
現時点では天気予報とか調理用のタイマー(これは便利。残り時間も聞けば教えてくれるのだ)とか、タブレットで十分な機能に限定して使用しているが、それじゃ勿体無いもの。

まあもう少し様子を見よう。初めてのAI、なんとか歩み寄って仲良くなりたいものだ。


コード・ブルーの特別編?を見ている。つい最近まで1st、2nd シーズンを再放送していたのだが、やはりそれらと比較してしまうと3rd シーズンに対して不満が募るのは仕方がないと思わされる。

メインキャスト5人の描かれ方の安っぽさと薄っぺらさ(?)ときたら!
次々起こるアクシデントや、とってつけたように湧き出してくる伏線の数々、それらを強引にまとめようとして起きる小さな矛盾や強引さの数々。
映画もどうせこの路線を踏襲し、恋愛沙汰まで乗っけるのだろう、そう踏んでいたけれど…もしかしたら、もしかしたら何かの間違い(ん?)で先の2シーズンのような感動を与えてくれるのでは、と小さな期待を抱きつつ、ネタバレサイトを見に行ってみた。

…敢えてその結果は書かない。書かないことでお察しください(?!)

果たしてキャストの皆さん、特にオリジナルからの5人は何をどう思ってこのシナリオを演じきったのか。
それは3rd シーズンも含めて、だけれど「何も感じることなく」与えられた役を演じただけ、なのか。それとも何か思うところがあったのか・・・少なくともプロモーションでの番組出演や雑誌の記事などからは否定的な感情は見出せなかった。ま、何らかの負の感情を持ったとしてもプロだしねえ。

いっそ興業的に失敗してしまえ、とすら思う私はひねくれているだろうか。
でも、もし万が一にも成功してしまったら。企画したフジテレビの連中(笑)が高笑いする様は見たくない!

綺麗に2nd シーズンで終わらせて欲しかった。どうしても3匹目の泥鰌を狙いたかったのなら脚本家を変えないで、硬質な医療ドラマの側面を残して欲しかった。
恋愛ドラマを描くのがお得意の脚本家を起用するあたり、確信犯だったと思う。そう、山P狙いの女性ファンをカンタンに取り込むにはそういう要素を入れ込むことが不可欠、と感じたんだろうな、プロデューサーが。

恋愛要素を綺麗に入れ込んで、尚且つ医療現場(厳密には違うけど)で活躍するヒロインを描いた、とてもバランスの取れているドラマ、アンナチュラルの再放送が明日から始まる。
ちなみに、このドラマも完全オリジナルだけれど、なんと脚本家はあの「逃げ恥」を書いた人!
一風変わった、でも私を含め数多の人たちを惹きこんだ完璧な社会派恋愛ドラマの作者が、一から脳内で作り上げた脚本は、見事に伏線を全て回収しきって、見ている側はぐうの音も出なかった。

…もし、もしも、コード・ブルーの3rd シーズンを野木さんが書いていたら…レバタラ、が意味を持たないことをわかっていても、折角確立されていた5人のキャラクターがここまで踏み荒らされてしまうと詮無いこととはいえ、つい考えてしまうのだ。

ああ、どうしてこれほどまでに薄くて芯の無いセリフばかりなんだろう。白石と灰谷、同様に指導医とフェローの会話、もだけれど全く心に響かない。何故なんだろう。もうそもそもダメ、という先入観で見ているから?

大事な思い出を壊されたような気分。録画してある1st、2ndを明日、また見直そうと思う。

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暑さ寒さも彼岸まで、とはいいますが

内地の異常なまでの暑さが、いよいよ心配になってきた。果たして生きて帰ってこられるのだろうか。ああ、不安。
いや、楽しみでしかないの、本当に。いろいろな意味で楽しみな上京なの。でも。
とにかく水分と塩分の補給、そして冷却。直射日光回避。さてどこまで凌げるか。
長袖の方がいいらしいけれど、今回用意した服装はいずれも半袖、今更服を買うつもりもないし、さてどうしてものか。

今日発表された1ヶ月予報によれば、8月初めまではこの暑さが続くらしい。その後のことは具体的には書かれていなかったが、まあ今以上、ということはなさそうなので・・・ない、と思いたい。

アマゾンのプライムセールで、買いたかったものがいくつか安く買えた。プリンタのインクやマウスウォッシュ、夏物のワンピ、ブランクメディア。そしてつい衝動買いしてしまったのが「アレクサ」と呼びかけるアレ、だ。もちろん、最下位(?)機種だけれど。

目的は、コレそのものではない。コレを買うことによって、Amazon Music Unlimited を安価に利用できるのだ。しかも、カンタンに使用もできる。

私の好きなアーティストの曲を、プレイリストにまとめておいて、家事のBGMにする。
ここのところ4人組(笑)ばかりだったが、彼らの曲だと聞き入ってしまって集中力を阻害(?)するという弊害が生じて困っていた。

今日届いたので、早速接続。これもカンタンにできたし、お話AI(笑)はSiri先輩で多少免疫もついているので、違和感なし。今のところ便利さしか感じない。安い買い物だったと思う。
話しかければかけるほど賢くなるというけれど、多分天気予報とBGMくらいしか使わないから、うちの子はあまり成長しないだろうな(笑)

実はとある連絡を待っていたのだが・・・今日はもう来ないか、或いは選に漏れた(ん?)か。
いずれにしてももう限界なのでそろそろ休もう。明日も早いのだ。

あーあ、やっぱりダメだったのかなあ・・・

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ダラダラと書いてますが大した内容ではないです

来月の帰京に当たって、いつもANAを利用しているのだが、既に報じられているとおり使用機材にリコールがかかってしまったため今月中に羽田発着の200便弱が欠航するということは知っていた。
ところが、更に来月までに300を超える便が欠航するというではないか。

何が何でも、這ってでも行く。そのために策をめぐらせた結果、今回の帰京はJALを利用することにした。
調べてみたらそこそこ空席もあるが、株主優待券は相場が高騰しており、もう間違いなく行くのだからと先得でチケットを押えてしまった。
すぐに支払いも済ませて一安心。次は今押えているANA便のキャンセルだ。

手続きにオンラインでではなく、オペレーターとのやり取りを選択したのは、今にして思えばまあ多分文句の一言でも言いたかったのだろう(ん?)。
実際、予約していた便は欠航候補に入っているとのこと。それを聞いたのでやむなくライバル便に変更したことを告げるにもあまり罪悪感はなかった。しかも、こちらから頼んだわけでもないのに、キャンセルにかかる手数料は無料になった。

「ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」

・・・これを言われてしまうと流石に何もいえない。まあ1000円にも満たないとはいえ浮いた手数料で軽食くらい摂れるわけだし。

さあ、これからは旅そのものの準備をしなければ。
最大の懸案事項は猛暑対策なので、この時期の野外ライブに必要なモノやコトをあれこれ調べてみた。

暑さに対しては、冷却材や凍らせたペットボトルやゼリー飲料など、あるいは帽子やタオル、そして冷却スプレーなども有効らしい。
あとは水分だが、スタジアムなら芝保護のため水しか持ち込めないという噂もあるので、塩分などの入った飴や、それこそ脱水対策用のゼリー飲料も必須だろう。

また、雨にも対応できるように、大きなビニール袋(荷物などをまとめて入れる)、密閉袋(タブレットや電話、充電器などの精密機器を入れるため)、手ぬぐい(タオルよりかさばらない、乾きやすい)、カンタンな着替えなどもあれば良さそう。
雨合羽的なものも要るけれど、忘れていけないのはその袖口を留めるためのゴム。
そう、ペンライトを振るときに袖口から雨水が入り込んでくるのを防ぐため。よく思いつくなあ、とこれを書いた人に感心してしまった。

・・・えーと、なんだか小旅行並みの荷物になりそうなんですが(汗)
ライブに着ていくものは決めた。でもそもそも上京する際のそれは決めていない。暑いだろうしなあ・・・あうううう。デニムなんかやめた方がいいんだろうなあ・・・ああ、不安。
それでも楽しみの方が勝っているわけで、準備万端整えて、体調も整えて臨むのだ。頑張る(何を?)

どうか、この酷暑が収まっていますように。

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天候はままならない。わかってはいるんだけどねえ・・・

西日本の豪雨災害は、甚大な被害をもたらし、被災地は復興の目処も立たないまま酷暑に見舞われているそうだ。沖縄では台風が直撃、北海道でも過去に例を見ない大雨によって農業被害などが出た。
被害に遭われた方々が一刻も早く日常を取り戻されますよう。微力ながら募金させていただきました。そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

梅雨明け以降、関東地方も酷暑が続き、今日も先ほど実家の辺りに熱中症の警報が出ているくらいだからきっと気温も30℃を悠に超えているのだろう。

こちらも気温が上がった時期はあったが、今日は日も差さず25℃の室温は薄手のシャツとアンクルパンツでちょうどいい。
降り続いた雨もひと段落、と思ったがまた天気は下り坂のようだ。

それにしても北海道の日照時間の短さときたら!
例えば日高地方なら、軽種馬の牧場ではこの時期に向こう一年分の牧草を収穫するのだが、そのためには最低でも3日間は晴天の日が必要になる。

ある程度伸びた草を刈り、天日で干し、ロール状に丸め、それをシートでくるむこともあるが、いずれにしても完全に干しきれないまままとめてしまうと、中で熱を持って発火することも稀にあるのできっちり乾燥させなければならないのだ。
だが、その「3日」晴れたことなんか私の記憶の限りでは6月初旬まで遡らなければなかったような気がする。

刈った草は雨に当たると色も変わり、当然質が落ちてしまう。だからこの時期牧場は常に天気予報とにらめっこ。
伸びきってしまった草も栄養価が落ちるのだが、今年の日高はあちこちで穂が出てしまった放牧地が見られ、どこの牧場も頭を抱えていることだろう。

伸びて、雨で倒れてしまったら機械で刈るのも一苦労だそうで、今年、というか来年に新モノができるまで牧草の価格は高騰する、きっと。

この不安定な天候はいつまで続く?来月、飛行機を利用して上京する予定だが、そこに影響が出ないことを祈るばかり。

でも、影響を与えるのは天気だけではないらしい。
全日空のボーイング787問題は尾を引き、8月にまでずれ込むそうで、まだ欠航便が相当数出るという報道に思わず声が出た。

・・・冗談じゃない!行けなくなったらどうするんだ!

慌てて対応策を考えたのだが、結論としてはとりあえず飛ぶであろう航空会社に乗り換えることに。
幸いにしてそちらの予約も取れ、もう確定しているから、と早期割引で比較的安価に購入を済ませてから全日空の方を解約することにし、他にも確認事項があったので、久しぶりに予約センターに電話してみた。

待たされること数分。やっと繋がったオペレータに払い戻しを依頼する前に、私が搭乗する予定だった便について尋ねたら、欠航候補にはあると言われてしまった。
―よかった・・・と胸をなでおろし、実は、と他社の便を予約したことを告げると、手数料無料で払い戻す、と仰るではないか。
1000円にも満たない額ではあるが、こちらにとってはまあありがたいことでもある。空弁と飲み物代くらいにはなるのだから。
でもこれの積み重ねで果たして全日空側の負担はいかほどになるか。想像するだに気の毒でならない。いっそボーイング社に出してもらいたいだろうにねえ。


さて。どうせ気温が上がるだろうと踏んで冷麺だの冷やし中華だのを買い込んでおいたのだが、今日は想定外の涼しさの上に、昨日のそうめんが残っているのでそれを温かいお出汁で食べることにした。
果たして、今夏はどうなることやら。これ以上曇天が続くと北海道の農業被害は深刻なものになるだろう。
こうなってみると、多少(あくまでも、多少)暑くてもいいからカラッと夏らしく晴れて欲しいものだが・・・

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蒸し暑さから肌寒さ、だから私は風邪を引く

梅雨さながらの雨続きで蒸し暑い日々だったが、この数日は肌寒い。雨は上がったけれど、外は爽やかな初夏の陽気だ。
今朝なんか、家人がストーブを点けていてびっくり。で、本人は半袖のパジャマ姿ではないか。
まず、上に何か着なさい、と叱責(?)して慌ててストーブを消す。だって、もう10月まで給油には来ないのだ、業者が。
これは毎年のことで、6月末にタンクを満タンにしていってくれれば、日常ボイラーを使用する分には十分に持つ。つまり7月にストーブを使う、などというシチュエイションは考慮されていないのである。

で、何故休みであるはずの今朝、早朝から家人が起きてリビングにいたか。そうW杯を見るためだった。
クロアチアが辛くもPKで勝ち、開催国ロシアの快進撃も幕を閉じた。

W杯が終わったらあっという間に熱が醒めてしまうんだろうな。Jリーグにも目を向けて欲しいけれど、残念なことに今回活躍した選手のほとんどが海外勢。活躍した中では鹿島の昌子くらいか、日本のクラブチームにいるのは。

本田と長谷部は代表引退を公言しているけれど、原口でさえ4年後は三十路。今回の代表チームが如何に「今回だけ」を見据えて編成されたものであるかが良くわかる。
だって時間がなかったもの。限られた時間と計算できる駒だけで出来うる限り最良のチームを作って活躍させた西野監督は本当に凄い。
だからこそ、今大会限りでと仰る気持ちも良くわかる。
この方、埼玉出身なのに頑なにレッズの監督を引き受けなかったと巷間囁かれているが、代表監督ともなれば、重圧も更に倍!以上であることは間違いない。

次の大会まであと4年。長いようで実は短い準備期間の中、果たして誰がどういうビジョンを見据えたチーム作りをしていくのか。
一部報道では既にドイツの名将が、とか、それならギドも、とか根拠もさだかではない情報が飛び交っているけれど、まあどうなることやら。
あまりサッカーには詳しくないけれど、これまでのラテン路線(?)よりも、質実剛健な(??)ドイツサッカーの方が日本人には向いているのではないだろうか。何よりも、ギドが日本に帰ってきてくれるのは喜ばしい。

さて、思いがけない感動(ごめんなさい)を与えてくれた日本代表。そして彼らに苦しめられた赤い悪魔ことベルギー代表にはぜひとも優勝してもらいたい。
比較してはいけないことは承知の上だが、もし、もしも日本が勝っていたら、マイアミの奇跡が再現されたり・・・うーんどうだろう。

蒸し暑さで始まった7月、あまりに突然やってきた夏の気配に、慌てて薄手のパジャマをクローゼットに探したが、どうも住めない我が家の方にまだ置いてあるようだ。
家人に頼んで連れていってもらおうとしたが仕事の都合でなかなか出かけられずに数日が過ぎ、やっと昨日行ってきたが、今朝のストーブ。エアコンだっていつでもつけられるように環境整備(?)したというのに。

冷蔵庫の中には水出し麦茶のガラスポット。作ったそばから家人は熱いお茶を欲しがる。もう!

掛け布団は羽毛の2枚合わせで、厚い方は圧縮袋に入れて既に収納。最近は薄い方を使っていたが、それも圧縮袋に入れてつい2日前にしまいこんだばかりだった。
昨晩は肌がけだけでは寒くて(!?)眠れず、やむなくしまったばかりのそれを引っ張り出してきた。今朝はどうにも熱っぽくてだるい。風邪を引きかけているみたいだ。

でも、こんなことで文句なんかを言ったら罰が当たる。
西日本を襲っている豪雨による災害は未曾有、という文字通りのかつてない規模で、未だに被害が拡大し続けている。いったい日本はどうなってしまうのだろう。
天変地異の前に人は無力だ。早く、誰かそれをコントロールできる術を発明してくれないだろうか。
どうかこれ以上犠牲になる方が出ませんように。被害に遭われる方が出ませんように。
少しでも早く、天候が回復しますように。

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数見りゃいいってもんじゃない

昨日はメロンパンを久々に焼いてみた。メロン部分(?)は実に良い出来で、割れもなく綺麗に仕上がっていたが肝心のパンが今ひとつ。ふわふわ感が足りないのだ、何だろう原因は。レシピどおりに作ったはずなのに。
それでも味は悪くない。本当は今日の来客に持たせるつもりだったが、荒天のため来ない、と朝連絡があったので、家人の部下にあげてきた。

荒天、そう、梅雨のないはずの北海道だが、ここのところ天候が不安定で、今週はずっと雨続きらしい。だから湿度も高く非常に蒸し暑さを感じる。夜になっても気温が下がらないから寝苦しいことこの上ない。

寝つきはいいものの、眠りが浅いので夜中に何度も目が醒めてしまう。それでも3日の日本戦をリアルタイムで見たいから今から体調を整えておかなければ。

日本のGS最終戦にはいろいろ批判の声もあるようだけれど、そのどれもが感情論であり、見ていて腹立たしいったらない。
まず、TBSの夕方の「Nスタ」という名の報道ワイドショー。ホラン千秋と局アナ(名前忘れた)がニヤニヤと笑いながらさあ、といわんばかりに西野監督の采配を批判がましく取り上げ始めたのを見て実に不愉快な思いにさせられた。

サッカーをよく知らない、という免罪符をつければ何を言っても許されるとでも思っているのか?あの采配を興味本位にまな板に載せる権利は、少なくとも「サッカーを知らない」あなたたちにはない。

ちなみにテレビ朝日の夕方のニュース番組では、TBSと似たようなスタンスのMCを松木安太郎氏が非常に冷静に諌めていて印象深かった。どんなに普段おちゃらけていようが、やはり監督経験者であり、プロフェッショナルは違う。見直した。
元監督、代表、などサッカーを知る人たちはほぼ西野監督の批判をしていないこと、そう、何をかいわんや、ではないか。

小柳ルミ子や石田純一のように精神論を振りかざす人からコメントを取り、鬼の首でもとったかのように監督采配を批判している雑誌や新聞はいったい何が目的なのか。海外メディアがどう批判しようが構わないが、それをいちいち報じては騒ぐ。彼らは日本代表を応援する気持ちよりも自社の商品の売り上げしか考えていないのだろう。

マスコミと言えば、ポーランド戦のスタメン交代など、日本代表の作戦が事前にスポーツ紙などへ漏れていたことが実に疑問でならない。
確かにそれを報じれば発行部数は伸びるだろう。でも、日本代表にとってはマイナスでしかないことなのに。
週刊文春はもちろん、スポーツ紙も、掲載する記事の内容なんか正直どうでもいいに違いない。そこに忖度、配慮、そういった言葉は存在しないらしい。
そもそもどうやって「機密情報」を入手するのか。もしかしたら内部事情に詳しい人間のリークがあるのかもしれない。だとしたら更に嘆かわしい事態だ。

他国の代表はそれぞれに情報戦を繰り広げ、やれ内紛、やれ負傷でベンチスタート、と真偽のわからないニュースが飛び込んでくるが、ソレに比べて日本のマスコミはどういうスタンスでいるのか。

明後日は3時からの試合。でも最近は逆に3時くらいには目が覚めていることが多いので23時、24時のキックオフよりは楽に見られそうだ。
明らかにランキングでは分が悪いけれど、今回は何が起きるかわからない大会なので、ぜひまたジャイアントキリング(でいいよね?)を見せてほしい。


街中の住宅密集地に住むのはものすごーく久しぶりなので、今、開け放たれた窓から入ってくる揚げ物やタバコの臭いが非常に不快でたまらない。
住めない我が家も、住宅地のど真ん中だけれど、少なくとも一戸建てだから階下の臭いが上がってくることはないだろう。
ああ、もうエアコンつけてしまおうかな。室温は26度、湿度63%、微妙だなあ・・・

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