天候はままならない。わかってはいるんだけどねえ・・・
西日本の豪雨災害は、甚大な被害をもたらし、被災地は復興の目処も立たないまま酷暑に見舞われているそうだ。沖縄では台風が直撃、北海道でも過去に例を見ない大雨によって農業被害などが出た。
被害に遭われた方々が一刻も早く日常を取り戻されますよう。微力ながら募金させていただきました。そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
梅雨明け以降、関東地方も酷暑が続き、今日も先ほど実家の辺りに熱中症の警報が出ているくらいだからきっと気温も30℃を悠に超えているのだろう。
こちらも気温が上がった時期はあったが、今日は日も差さず25℃の室温は薄手のシャツとアンクルパンツでちょうどいい。
降り続いた雨もひと段落、と思ったがまた天気は下り坂のようだ。
それにしても北海道の日照時間の短さときたら!
例えば日高地方なら、軽種馬の牧場ではこの時期に向こう一年分の牧草を収穫するのだが、そのためには最低でも3日間は晴天の日が必要になる。
ある程度伸びた草を刈り、天日で干し、ロール状に丸め、それをシートでくるむこともあるが、いずれにしても完全に干しきれないまままとめてしまうと、中で熱を持って発火することも稀にあるのできっちり乾燥させなければならないのだ。
だが、その「3日」晴れたことなんか私の記憶の限りでは6月初旬まで遡らなければなかったような気がする。
刈った草は雨に当たると色も変わり、当然質が落ちてしまう。だからこの時期牧場は常に天気予報とにらめっこ。
伸びきってしまった草も栄養価が落ちるのだが、今年の日高はあちこちで穂が出てしまった放牧地が見られ、どこの牧場も頭を抱えていることだろう。
伸びて、雨で倒れてしまったら機械で刈るのも一苦労だそうで、今年、というか来年に新モノができるまで牧草の価格は高騰する、きっと。
この不安定な天候はいつまで続く?来月、飛行機を利用して上京する予定だが、そこに影響が出ないことを祈るばかり。
でも、影響を与えるのは天気だけではないらしい。
全日空のボーイング787問題は尾を引き、8月にまでずれ込むそうで、まだ欠航便が相当数出るという報道に思わず声が出た。
・・・冗談じゃない!行けなくなったらどうするんだ!
慌てて対応策を考えたのだが、結論としてはとりあえず飛ぶであろう航空会社に乗り換えることに。
幸いにしてそちらの予約も取れ、もう確定しているから、と早期割引で比較的安価に購入を済ませてから全日空の方を解約することにし、他にも確認事項があったので、久しぶりに予約センターに電話してみた。
待たされること数分。やっと繋がったオペレータに払い戻しを依頼する前に、私が搭乗する予定だった便について尋ねたら、欠航候補にはあると言われてしまった。
―よかった・・・と胸をなでおろし、実は、と他社の便を予約したことを告げると、手数料無料で払い戻す、と仰るではないか。
1000円にも満たない額ではあるが、こちらにとってはまあありがたいことでもある。空弁と飲み物代くらいにはなるのだから。
でもこれの積み重ねで果たして全日空側の負担はいかほどになるか。想像するだに気の毒でならない。いっそボーイング社に出してもらいたいだろうにねえ。
さて。どうせ気温が上がるだろうと踏んで冷麺だの冷やし中華だのを買い込んでおいたのだが、今日は想定外の涼しさの上に、昨日のそうめんが残っているのでそれを温かいお出汁で食べることにした。
果たして、今夏はどうなることやら。これ以上曇天が続くと北海道の農業被害は深刻なものになるだろう。
こうなってみると、多少(あくまでも、多少)暑くてもいいからカラッと夏らしく晴れて欲しいものだが・・・
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