作ってはいけない
フロランタン、プレゼントした相手が激賞してくれた。
12枚、個包装で送ったのだが、受け取ってすぐに3枚食べてしまったとのこと。
消費期限を尋ねられたが、手作りだもの、そんなこたわからない。
まあ、あと2、3日は大丈夫かな、と適当に言ったら(いいのか?)、そんなには残っていないだろうと返された。本当に自家製?とも聞かれたけれど、なんでわざわざ市販のお菓子を送る?
結局、当然のことながらウェイトは増加した。まあこれは想定内のことなので仕方ない。
問題は、だ。今、巷で話題の生クリーム食パンを作っていること。なんでこんなにハイカロリーなパンをわざわざ作っているか、って?
…これもフロランタンの所為だ!というのも、フロランタンのキャラメル部分に使うため高級な生クリームを買い、それが残っていたため。
ホイップして使うのには賞味期限を2日過ぎてしまったから不安、そこで予てから作りたかったこのパンを、ということになったわけだ。
今はHBで生地作り中。1次発酵まで終わったらあとは分割して丸めて型に入れるだけ。
この型も、先日購入したばかりの1斤用で、念願の角食がやっと作れるわけだ。嬉しい。
最終発酵が終わったら蓋をして焼成する。どうか上手くできますように。
でもね、本気でダイエットするなら、フロランタンもこの食パンも、なんならマカロンもクロワッサンも作ってはいけない。
この4種でどれだけ糖類や脂質を使うことか。材料費だってバカにならないわけだし。
それでも、紅玉りんごを見たらアップルパイ、洋梨ならタルト、冷蔵庫の中のアーモンドプードルでマカロン…ああ、作りたい!実際に作らなきゃスキルも上がらない。でも作れば出来る(ん?)、出来れば食べる。あううううう。
我が家の冷蔵庫、野菜室は常にぎゅうぎゅう詰めだ。何故なら粉類が保存されているから。
強力粉は2種、春よ恋とスーパーキング。それにリスドォルとフランスパン専用粉、薄力粉、全粒粉、ライ麦粉、ポンデケージョミックス粉、おやつイン、というミックス粉もあった。
これらは開封後、常温で保存しておくとダニが発生するという。でも同じ粉ばかり続けて使うわけにはいかないし、小分けで買うと高くつく。最低でも1キロ、一番使う普通の強力粉はやはり2キロ超で発注したい。
薄力粉は、パッケージに猫が爪を立てたため(涙)ジップロックに入れているが少しでも早く使い切りたいので、手っ取り早いところではパウンドケーキかクッキーだが、これらはまたバターも使う。
もう、いっそ、毒食らうなら、で作ってしまおうかと目論んでいるのが「フランクフルタークランツ」…バターを使ったスポンジに、バタークリームがっつりの、超絶ハイカロリーケーキ!
…流石に自粛します。
とりあえず地道に、食卓用のパンなどを作って粉を消費する。そして、できる限りカロリーの高いものはギフト用でしか作らない。
我が家にもフロランタン、数個残してあった。保存状態の確認用に、と考えてのものだが、多分冒頭の友人は全て食べてしまったろうから、もう食べちゃってもいいだろう…って、危ない危ない。