« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

作ってはいけない

フロランタン、プレゼントした相手が激賞してくれた。
12枚、個包装で送ったのだが、受け取ってすぐに3枚食べてしまったとのこと。
消費期限を尋ねられたが、手作りだもの、そんなこたわからない。
まあ、あと2、3日は大丈夫かな、と適当に言ったら(いいのか?)、そんなには残っていないだろうと返された。本当に自家製?とも聞かれたけれど、なんでわざわざ市販のお菓子を送る?

結局、当然のことながらウェイトは増加した。まあこれは想定内のことなので仕方ない。
問題は、だ。今、巷で話題の生クリーム食パンを作っていること。なんでこんなにハイカロリーなパンをわざわざ作っているか、って?
…これもフロランタンの所為だ!というのも、フロランタンのキャラメル部分に使うため高級な生クリームを買い、それが残っていたため。
ホイップして使うのには賞味期限を2日過ぎてしまったから不安、そこで予てから作りたかったこのパンを、ということになったわけだ。

今はHBで生地作り中。1次発酵まで終わったらあとは分割して丸めて型に入れるだけ。
この型も、先日購入したばかりの1斤用で、念願の角食がやっと作れるわけだ。嬉しい。
最終発酵が終わったら蓋をして焼成する。どうか上手くできますように。

でもね、本気でダイエットするなら、フロランタンもこの食パンも、なんならマカロンもクロワッサンも作ってはいけない。
この4種でどれだけ糖類や脂質を使うことか。材料費だってバカにならないわけだし。
それでも、紅玉りんごを見たらアップルパイ、洋梨ならタルト、冷蔵庫の中のアーモンドプードルでマカロン…ああ、作りたい!実際に作らなきゃスキルも上がらない。でも作れば出来る(ん?)、出来れば食べる。あううううう。

我が家の冷蔵庫、野菜室は常にぎゅうぎゅう詰めだ。何故なら粉類が保存されているから。
強力粉は2種、春よ恋とスーパーキング。それにリスドォルとフランスパン専用粉、薄力粉、全粒粉、ライ麦粉、ポンデケージョミックス粉、おやつイン、というミックス粉もあった。

これらは開封後、常温で保存しておくとダニが発生するという。でも同じ粉ばかり続けて使うわけにはいかないし、小分けで買うと高くつく。最低でも1キロ、一番使う普通の強力粉はやはり2キロ超で発注したい。

薄力粉は、パッケージに猫が爪を立てたため(涙)ジップロックに入れているが少しでも早く使い切りたいので、手っ取り早いところではパウンドケーキかクッキーだが、これらはまたバターも使う。
もう、いっそ、毒食らうなら、で作ってしまおうかと目論んでいるのが「フランクフルタークランツ」…バターを使ったスポンジに、バタークリームがっつりの、超絶ハイカロリーケーキ!

…流石に自粛します。
とりあえず地道に、食卓用のパンなどを作って粉を消費する。そして、できる限りカロリーの高いものはギフト用でしか作らない。

我が家にもフロランタン、数個残してあった。保存状態の確認用に、と考えてのものだが、多分冒頭の友人は全て食べてしまったろうから、もう食べちゃってもいいだろう…って、危ない危ない。

| | コメント (0)

逡巡

フロランタン、無事完成!
久々だったので、今ひとつカンが取り戻せず焼き具合がわからなかったが、まあまあいいデキだろうと。
既に用意してあったメインのプレゼントと共に、綺麗にラッピングした状態で箱詰めしたので、明日発送しようと思う。

それにしても、罪作りな菓子なのだ、フロランタン。
材料が材料なので、味は絶対に悪くはならないため結果は見た目での勝負(?)となる。
で、切断する際にまず端は切り落とすし、途中で割れてしまうものも出てくる。それらはまず他人様にはあげられないので・・・食べちゃう(涙)

ああ、食べたい。プレゼント用に使った残りはまだまだ残っているのだから。ああ、でもカロリー(と糖質)が・・・でも食べたい・・・だからこれ、作りたくなかったんだ!

でも今回はコツを詳細に記載してくれているサイトで切り分け方を学習したから、ほぼロスなく切り分けることができた。結果つまみ食いできる分も減ったのだけれど・・・ダメだよなあ。綺麗に切れたものに手を出しそうで怖い。

そうだ、これを書き終えたらメールチェックして寝よう。二度とキッチンには行かないぞ・・・あ、でもトイレ行くとき通るんだよなあ。あううううう。

一切れだけ・・・いや、やめよう・・・でも・・・さあ、私は食べるでしょうか(知るか!)

| | コメント (0)

次はフロランタン

結論から言えば、クロワッサンは無事焼きあがった。
外はサクッと、中はふんわり。発酵バターをふんだんに折り込んだため風味も良い。
12個できて、半分は成形後2次発酵前に冷凍した。やっぱり食べるなら焼きたてがいいから。

明日は、プレゼント用にフロランタンを作る予定だ。既に材料も揃っている。
基本的に簡単、見栄えが良い割りにビギナー向けなお菓子なのだけれど、唯一難しいのが小さくカットすること。
冷め切らないうちに、ひっくり返してクッキーの方からザクッと思い切り良く行くのだが、勢いが良すぎると力が入ってクッキーが割れるし、逆に力不足ならトッピングの方が切断しきれず不恰好に割れてしまう。

今回は最低でも10カットは綺麗な形のものを作りたい。だから天板2台分焼くのだが…ま、失敗作は私が食べよう(え?)。
見てくれはさておき、材料が材料だから味は決して悪くないし、ただこれもクロワッサン同様、否それ以上に高カロリー💦だからなあ。でも好きなんだよなあフロランタン。

大事な友人に送るバースデープレゼント。どうか上手にできますように。

今期のドラマ、未だ1話も観ないまま録っているものが3つあり、そのうちの1つを何となく見初めたら、その面白さにすっかりハマった。

時代劇、しかもNHK。「ぬけまいる」というタイトルのそのドラマは、三十路の仲良し江戸女3人組がそれぞれに行き詰まった日常からエスケープするため、お伊勢さんを目指す、いわばロードムービー。
思い立ったが吉日とばかり、柄杓一本担いで路銀も手形も持たずに旅に出ることが「抜け詣り」で、その柄杓でもって喜捨をいただいて旅をする、というシステムらしい。

ヒロインの田中麗奈のくるくると変化する表情が魅力的。武家の嫁サトエリの凛とした風情、ともさかりえは小股が切れ上がったチャキチャキのお姉さん、身長差が醸し出す水戸黄門感(?)と相俟ってこの3人のバランスがまあ見ていて楽しいことったら。
そこに大地真央演ずる謎の女流しや、これも正体不明なイケメンの旅人福士誠治などが絡み、更に毎回登場するゲストもなかなか豪華なのだ。

第2話のゲストは浅茅陽子と泉谷しげる。ひょんなことから第1話終盤で早々に文無しになってしまった3人がお世話になる小田原の団子屋の老夫婦役で、彼女たちによって、それぞれが心の中の傷と対峙、乗り越えていく様子が丁寧に描かれている。

第3話は、なんと年内で表舞台から姿を消す滝沢秀明が登場!ともさかりえ演ずるお以乃と恋に落ちるとか?!
ヒロイン田中麗奈ーお蝶は福士誠治の政にまんざらでもない様子だし…って結婚してるのに!
ますます目が離せないこのドラマ、久々に心底楽しめそうで次回が待ち遠しい。

ちなみに、あと2つ、はいずれもフジテレビの月9と木10なのだが・・・多分見ないで消しちゃうだろうな(え?)
どちらも、私の好きだった女優男優が出ている、というのが録画の理由だけれど、CMなどでその姿を見るにつけ、月日の残酷さを思い知らされてしまう。まあ他人のことは言えませんが。

| | コメント (0)

チャレンジ!?

急激な季節の変化で、早朝の出勤時に必要となった冬物の衣類や小物を持ってくるため住めない我が家に、昨日は午前中から行ってきた。
今日の十勝行きがその前に決まっていたこともあり、2日続けての長距離運転も辛かろうと家人に変わって私がハンドルを握ったのだが…

同じ道のりの運転でも、隣に誰かがいるといないとでは大違い。煩わしいのだ、「いる」と。

一人なら、放歌高吟?しようが、独り言を呟こうがおかまいなしで、ある意味リラックスできるが、家人がいればそうはいかない。
高速道はクルコンのおかげで快適に走らせられたが、降りてからの一般道は片側2車線がほとんどなので、実はこれが難題。途中で右折せねばならないため右側を走っていたいが、偶に右折レーンのないところで右に曲がりたい車が出現するためそうはいかない。

そうはいかない、の積み重ねで疲れ果て、その夜は死んだように寝てしまった。
そして今日は快晴の中幕別のホテルで日帰り入浴と、お買い物。地元にはないスーパーでは、流通経路の違いで普段買えないものが買え、しかも十勝の地のものもあるから楽しみなのだ。

今日も、有名なお店のジンギスカンや、フロランタン作りのためにこちらじゃ買えない生クリーム等々収穫盛りだくさん。行った甲斐があったというものだ。

フロランタンの前に、これからクロワッサンを作る。
高カロリーとハイスペックが要求(ん?)されるから迷っていたが、やっぱり作ってみたいという誘惑には勝てなかった。
生地を仕込んで半日以上寝かせ、いよいよ明朝からメインの作業、バターの折り込みだ。
上手く行ったらおなぐさみ。でも高価なバターをふんだんに使うから失敗は許されないぞ。
頑張ろう、私。

パンが好きだったみーちゃんにも食べさせてあげたかったな…

| | コメント (0)

愛猫に寄せて

昨日は最愛の猫、みもざの命日。
2004年に亡くなった彼女は、私にとって相棒?戦友?家族?とにかくかけがえのない存在だった。

安楽死という選択は、その後何匹も見送った猫のどの子にもしなかった、というよりどの猫もそういうタイミングが得られなかった、というべきか。
慢性腎不全で3匹、リンパ腫、心筋症、膵炎でそれぞれ1匹ずつ。皆最期は昏睡状態だったし、苦しみもがくような状態ではなかったし、哀しいかな徐々に「あ、今日だ」という見極めができるようになってしまったから、敢えてその選択はしなかった。

小さめのアレンジを作ってもらったフラワーショップも、もう長い付き合いになる。
さすがにこの日の意味を覚えてくれているらしく、電話をかけると「今年はどうしますか」と聞かれるので、思いつくままピンクで、とかオレンジと黄色でとか指示すれば、私の好みに合わせてこれまで様々なアレンジメントを拵えてくれる。

以前は温室もののミモザの花を懸命に探したり、その名のついたケーキを作ったりもしていたが、最近はそんなこともしなくなってしまった。
それでも、決して忘れることのない日。あの日に抱いた想いや流した涙を一生忘れることなんかできやしない。

私にとって、みもざは幸せの象徴。彼女と暮らした日々こそが私の至福の時間だった。
必ずと言っていいほど、夜になれば私のベッドに潜り込んできて、当たり前のように腕枕を求めてきた。
それは、幾度か受けた手術のあと、エリザベスカラーを装着していても変わらなかった習慣だった。
彼女の温もりを感じつつ、痺れる右腕に悩み、マッサージチェアを買うことを真剣に考えたこともあったっけ。

彼女を失った直後、真剣にその血縁に当たる猫を探そうとした。
でも、みもざ(と母猫)の飼い主は直接訪ねて行くにはあまりに遠い場所で出会った方。電話してみたが、その番号は現在使われていないというメッセージが流れ、仲介してくれた、そのお宅に家庭教師として出入りしていた方のメールアドレスも変わってしまったらもう打てる手はなく、やむなく?ネットでその面差しにみもざの強い眼力を見出して貰い受けたのが今、私の部屋にいるれいあ。

ああ、みーちゃんのいた時間に帰りたい。そして、そこから全てやり直したい。
今のふがいなくもどかしい自分を、まるでVHSテープのように巻きなおしたい。

みーちゃん。ママは覚えてるからね。だからみーちゃんも覚えてて。そして待ってて。


今日は、朝から住めない我が家に行ってきた。冬物の小物―マフラーや手袋、ネックウォーマーなど、仕事場で使うためなのだが、なんだかこれら、ってつい最近まで使っていたような・・・時はゴーゴーと音を立てて激流のように流れていく。
なんだか、怖い。みーちゃんがいてくれたらなあ・・・

| | コメント (0)

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »