一周忌はさながらミモザ忌?

もうすぐ、11月1日-みもざの命日がやってきます。
この日はミモザの生花にミモザのカクテル、それからミモザケーキを焼いて…などと計画を立てていたのですが、そこで挫折が。
花付きのミモザ、この時期日本では咲いていません。ハウス栽培もないようですし。
それでも、世界のどこかには必ずある(春の花なので、どこかしらはその季節のはず)と高を括っていたのですが、地元の花屋からはあっさりと「あ、無理ですね」
ショックでくらくらしつつもお馴染みの日比谷花壇に連絡。するとここでも「お調べしましたが、今の時期はどこからも入荷はできそうにありません」
天下の日比谷花壇でさえ入手できない。この時点で正直諦めかけたのですが、やはりどうにも諦めきれない。
せっかく彼女の名前の花があるというのに、大事な日にそれが、ない、なんて。
オンラインでいろいろ調べているうちに、大手らしい問屋さんのサイトを発見しました。
ダメ元で電話したところ、早口ながら誠実そうな若い男性が電話の向こうで私の切なる願いをうんうん、と聞いてくださったのですが、やはり最初はレスポンスが否定的なニュアンスで、ああ、やっぱりダメか、と項垂れかけたその時。
「わかりました。何とかなるかもしれませんので仕入れ担当に確認してみます」…え?!
そして明くる日。
「大丈夫です。10月29日に発送可能です」力強い返事。受話器を持つ手に思わず力が入りました。
10本。1本200円なので2000円。安価です。
あまりに良心的な対応に、お礼と言っては何ですがここでそのサイトを紹介させていただくことに。

http://www.hanadonya.com

普通のお花を普通に買っても安いようです。お近くの方はどうぞご贔屓になさってみては。お薦めします。

最初の命日。自分のためだけではなく、みもざにもいろいろあげたいな、と。
好きなものを何でも食べさせてあげようと思ったときはもう病状が進みすぎていて全く食欲がなく、あれほど好きだった生クリームも焼き魚も、またたびすらも受け付けようとしなかった姿が悲しかった。
だからその姿こそ目に見えないけれど、体が軽くなり病魔も消え去ったはずの今、本当に好きなだけ好きなものを食べさせてあげたいから思い起こす限りの彼女の好きだったものを並べてみようと思っています。
今の時期ならししゃもとか、かぼちゃの煮つけなんかも旬。そして生クリームにチーズ、かつぶしと茹でたささみも。
腎臓の機能が若干低下していて食事を制限している陽太とカノン、健康な風雅とれいあにもお裾分けしてあげよう。
湿っぽく涙涙、の命日にはしたくありません。
明るく笑いながら、あんな悪いことしてたね、とか子猫を押さえ込んできゃあきゃあ言わせてたね、とか楽しい(?)思い出を家人と共に語り合いながらその日を過ごしたいと今から楽しみにしています。

そういや「水曜どうでしょう」の新シリーズが始まりましたね。ただし北海道内だけ、でですが。
ええ、見ました。これって道民の特権です。ただ…うーむ。ネタバレ、っていうかなんていうかあまり詳しくは書けません書きません。
とにかく長期に渡っての前振り(?)にすっかりダマされましたが、まだまだ油断できないのがこの番組。
ダマされたのは大泉洋ではなく私たちなのかも…ってもうすっかり疑心暗鬼状態ですわ。
取り合えず次回を楽しみに待ちます。っていうか待つしかないんだよな。うーむ。

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