小麦の誘惑(か?)
パン作りは難しい。
美味しいバゲットが近所に売られていないので、じゃ、作ってみるか、と一念発起したのは半月も前くらいのことだったか。
とりあえず、粉を買おう、とカルディに行ってみたらリスドォル、ソレドォルどちらもなし。
やむなく通販で、これもいずれ作ろうと思っていたクロワッサン用の無塩発酵バターだのクープナイフだのと一緒に、リスドォルと、せっかくだから、とフランスパン専用粉も発注してみた。
そう、リスドォルで作ってもよかったが、モルトパウダーを別に買っても使い切れないと判断したので、麦芽粉末が配合されている粉を選んだ。
そして、ついでに発酵などに使うプレート(20数センチの生地を3本セットできるタイプ)も併せて購入したのだが・・・
まあまあレシピがあることあること。
まず条件としてはこねにHBを使っている―手こねは正直面倒臭いし加減がわからない―こと。
後は手順―発酵の時間や状態の描写―が詳細であること。
そして、モルトパウダーを使用していること―せっかくそういう粉を選んだのだから
悩みに悩んで選んだレシピで今朝頑張ってみましたよ。結果、出来上がったのはなんとも中途半端なバゲットもどき。
原因は・・・考えられるのはまずこね不足。このレシピではHBで3分こねる、とあったがあまりに少ないと思う。
確かにあまりグルテンを出してはいけないのだろうけれど、もう少しうちのHBならこねてみてもよかったのではないだろうか。
もうひとつは発酵時間。
1次発酵は低温でじっくり、とあったがちょっと急いでしまったかもしれない。今回は1時間半程度で切り上げて成形に入ってしまったので、次は冷蔵庫で一晩寝かせてみよう。
次、はクロワッサンに挑戦してみたいのだが、その前にバゲットのリベンジもしたいし・・・
クロワッサンが抱える問題点(?)は二つ。
まず、面倒臭い(え?)
パート・フィユテ同様、生地にバターを折り込むという作業は、常に温度との戦いで、折り込むバターが溶け、生地がダレてしまったら埒が明かない。
伸ばして折りたたんでは冷やして、を3回繰り返すわけで、まとまった時間は空かないから買い物にも出られないし、狭い我が家、掃除なんか始めようものならほこりが立ってしまうからそれもできない。
そして最大の問題点はカロリーだ。折り込むバターの量にくらくらしてしまいそう。あうううう。
それでも、クロワッサン、バゲット共に、焼き立てを食べてみたいという誘惑には勝てそうに無いから、近日中にどちらかを作ろう。
・・・・・・11月の帰省までにもっと体を絞らなければならないというのに。あうううううう。