箱根雑感

今年の箱根往路はなかなか、というかかなり見ごたえのあるレースだった。

神大や順大、そして上武大に思いがけないエースが登場したり、エースと目されていた選手が案外な結果に終わったり、そんな中でも堅実に走り抜けた青学。復路には二枚看板がまだ残っているから多分総合優勝だろう。

でも、駅伝は走ってみなければわからない。早稲田安井の頑張りが約30秒差まで青学を追い詰めたし、繰上げも5チームだけ。混戦になるといいな、と思う。

先にサラリと書いたけれど、実は上武の森田がゴールテープを切った瞬間は思わず涙。だって、瞬間最大風速かもしれないけれど、シード権内の8位!
これまで幾度となく応援しては裏切られ、毎度毎度の予選会を経てのギリギリ参加だった彼らが一桁着順、もとい順位なのだ。ああ、本当に嬉しい。

中央学院の細谷も頑張った。今年はシード、難しいかなと思わされたけれど、彼の頑張りで7位にまで往路順位を押し上げてくれて、復路も手堅いメンバーが揃っているからブレーキさえなければ大丈夫なのでは。

順大は山田の好走が光った。初代山の神今井を彷彿させるような力強い走り。まだもう一年あるから、今から来年が楽しみだ。

案外組は山梨のニャイロと駒澤の中谷か。もう少しいけるかなと思ったけれどどちらも本調子ではなかったのだろう。特に駒澤は大塚が5区で区間賞の大活躍を見せたのだから、4区でもう少し差が詰まっていれば・・・
しっかり立て直して、中谷は来年のニューイヤーで頑張ってほしい。でも日清食品も層が厚いから、まずはメンバー入りを目指さなければならないだろうけど。

ちなみに、ニューイヤーは予想が当たって旭化成優勝。これで箱根が早稲田なら両方当たりなんだけど、こんなところで運を使いたくないなあ(え?)

明日もドキドキさせてくれるようなレース展開になりますように。そう、箱根が終わったらもういろいろな現実が押し寄せてきちゃうから・・・ああ。

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走ってます

いや、ニューイヤー面白いなあ。
1区、2区でいろいろ番狂わせがあり、3区での波乱を経てなんと4区は注目のエースが集団を作るという。

驚いたのは20人抜き(多分)のトヨタ大石。彼は中大で箱根を走っていたときはさほど目立つ存在ではなかったのに、社会人になってからの躍進は目覚しい。
おかげでトヨタは優勝候補の位置にまで復帰。
DeNAが東海のルーキー高木ということもあってここまで含めてまだ優勝のチャンスはありそうだ。やや置かれたコニカミノルタ神野と並走している日立物流だって東洋出身の日下だからそれほど悲惨なことにはなるまい。

旭化成も大六野の9人抜き激走で持ち直してきたし、同じツインズでも村山の方ばかりクローズアップされているけれど、市田ツインズの方が根性もあるんだぞ、とかねてから思っていたので実に嬉しい。6位集団に追いついたし!
ちなみに6位集団は全て箱根の活躍者。MHPS井上は山梨学院、市田兄は大東文化、日清食品村澤は東海、そしてトヨタ九州今井は言わずと知れた順大の元祖山の神。

3代目山の神神野、トヨタ服部、のルーキー対決を尻目に、記録狙いのhonda設楽弟がどこまで首位に迫れるか。4区が肝だ。ここである程度の勝負が決まりそう。ああ、目が離せない。
極端な話、トイレに行くにもテレビを持参したいくらいだ。

うーん、現在約7.5キロか。4区で恐らく首位は変わるだろう。ただ、そこからhondaとトヨタなら5区以降の選手層を考えた時にまずトヨタの方が有利かな。

何だか箱根よりこちらの方が近年面白く感じられる。
トヨタの窪田クンは足首を手術したそうで今年は出ていないが、私の好きだった選手たちが頑張っているのを見ると、その風貌が大人びていたりして何とも微笑ましく思えてくる。

さ、テレビに集中しよう。これが終わったら歩いて初詣に行ってくるつもり。願い事がたくさんあるのでちょっとお賽銭を弾もうと思う。

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心臓に悪い試合ではありましたが

もう。
16時頃帰宅すれば家人は感極まったという表情。さっさと仕事を切り上げてしまったらしい。
私はと言えば、外出先-整体治療院の待ち時間でワンセグ片手に一人大盛り上がり。その瞬間は車の中で迎えた。

日本代表、2連覇おめでとうございます!

イチローは自分でも言ってたとおり、確かに「持って」ますね。
韓国の監督はあの10回表の打席で「敬遠」のサインを出したのだとか。ホント?

ここまでのイチローの不振は目を覆うばかり。
だからこそ、あの場面では彼を見くびっての勝負となったとばかり思ってた。実際はそうなんじゃないの?
そう考えれば、不振すらさながら作戦だったかのような(違うだろうけど)展開。いや、でもそんなことわからないから、あの打席は「どうせ…」諦めきってしまった私を誰が責められようか。

岩隈は7回で替えたほうがよかった、これは家人と私の一致した意見だった。
でも結果オーライ。9回裏で同点にされたことで、決勝戦は更なる盛り上がりを見せたのだから。
10回表の攻撃は、岩村のスチールが活きてた。1点でも勝ち越してしまえばよかったんだけど、更にもう1点でダメを押したわけで、家人曰く「2点目が相手チームのやる気を殺いだ」、私もそう思います。

原監督はもしかしたら希代の名監督なのかもしれない。
選手たちという素材を最大限に活用し、余計な味付けをせず、例えて言うならサラダにしちゃった感じ。
王さん以外の、他の代表監督は素材にしっかり味をつけて調理しようとしていたような気がするのだ。

いやあ、今日は休肝日だったんだけど流石に乾杯しました。だって、ねえ。

さ、21時からの特番、夜中の総集編も録画しなきゃ。
家人は応援疲れ(?)でもう寝てしまった。明日じっくり見たいんだって。

さて、私も寝ます。昨日はお試しかっ!(だっけ?)を見てしまったのでもう眠くて…

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まだまだオリンピック

オリンピックも終盤戦。ここにきてあまり興味を引かれなくなったため、昨日も早々に寝てしまった。
悩んでいたことも昨日である程度スッキリし、滞っていたゲームの進展もようやっと見ることができて-今は9thリミックスで立ち往生中-気分としては悪くない。
今日は仕事もほとんどないし、事務室の掃除でもしようかな。

レスリング、伊調姉妹が揃って引退宣言の会見を開いたかと思えば浜口京子嬢の「好きな人います」発言が飛び出したりとマット以外でメダリストたちが注目を浴びている。
でも、いいんじゃないのかな。
オリンピックに出る時点で「日本一」なわけで、更に金メダルなら「世界一」銀なら「世界第2位」、銅なら「3位」。凄いことじゃあないですか。
確かにこれ以上の目標を見つけ出すことは容易じゃないし、他の世界に目を向けたくなる気持ちはわからないでもない。
私も、伊調妹の馨嬢にはレスリングを続けて欲しいと願う一人だけど彼女が違う道を見つけたなら引退も仕方ないのかなと。
ただ、お姉さんに共依存しているような印象を受けた人も多いと思うし実際私もそう感じた。
-お姉さんに引きずられるような形で引退してしまって後で後悔しないのかな?
想像するにお姉さんは慰留したんじゃないだろうか。でも頑な妹に折れた、と。
妹の気持ちを一番理解できるのも姉(この姉妹の場合は)だろうし。

今日は男子のレスリングフリースタイル…あれ?予選ってリアルタイムでやらないの?
ずいぶん扱いが女子とは違うんだなあ。

(追記)
おおっ!男子55キロ級銀メダル!!決勝戦は流石に緊張していたんだろうな、動きがちょっと…だったもの素人目にも。
60キロ級も3位決定戦で銅メダル!!
松永、湯元両選手本当におめでとう!!

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箱根駅伝を振り返る@面白かったことは認めるが

今日からアメリカ大統領選挙の予備選挙・党員集会がスタート。
初戦はアイオワ州だそうだ。何故アイオワ?
…あ、そっか。50音順なんだね。
(真面目に、一瞬そう思ったのは私だけじゃないはず!…え?私だけ?!)

第84回箱根駅伝が終わった。
3校棄権という驚くべき結果には「無事に」という言葉をつけることなぞ到底できない。

今年もたくさんのサプライズがあった。
もちろん3校棄権、は一番手だが、中でも最も驚いたのは10区の東海大。
10位の東洋大と11位の日大とがラスト2キロ付近で熾烈なデッドヒートを繰り広げていたら、目の前で倒れているのがなんと東海大のアンカーだった。
それまでシードの残り一枠を争っていた2校があっさりとどちらも席を得たわけで、傍を走っていた運営管理車には東洋大の川嶋監督。恐らく東洋大のランナーは何が起こったかすぐに知ったことだろう。力抜けるよなあ、本人たちもマスコミも。

次は城西大だ。
1区で区間賞。これがチームにとって初めての栄誉だったそうだが終わってみれば10区も「なんと」区間賞。
だのに3年連続で11位とは…
自身もかつて箱根で活躍した平塚潤監督が首をかしげるほどの不調者続出ではあったが今回力走した二人は来年もメンバーにのこるわけで、来年こそは悲願のシード入りを果たしてほしい。

更には国士舘大4区の阿宗。
20位で襷をもらって20位で渡す、つまりビリから一人も抜くことなく襷を繋いだのに、これまた「なんと」区間賞!
前にも後ろにも選手がいない状態で自分の走りを維持することがどれほど難しいかは容易に想像がつく。
最後の駅伝で記録を残せてよかったね。お疲れ様でした。

中央学院大も大健闘だろう。
エース木原の健闘だけでなく、9区では区間新、復路は早稲田大を抜いて2位だった。
主力メンバーがけっこう残るので早稲田のように浮き沈みの激しい、安定感のない布陣に比べれば来年はかなり期待できるのではないだろうか。
区間新を叩き出した4年生篠藤はまたまた「なんと」3千メートル障害が専門だって。あ、あれか。障害練習から平地に戻ったメジロパーマーがグランプリ制覇したのと同じことか(違うって)。
彼は今大会MVPの「金栗賞」を満場一致で受賞したそうだ。おめでとうございます。

個人だったらやはり東海大の佐藤悠基。北京五輪参加標準記録Bを既に突破しており、Aを突破した早稲田の竹沢と並んで将来の日本陸上界を背負って立つ存在だ。
3年連続区間新をマークするなんて並みの能力ではできない。来年はどこの区間を走るのだろう。プレッシャーだろうなあ。でも期待しちゃうけど。
(ちなみに、五輪参加標準記録とは各国の陸連で決めるもので、標準記録突破者のうち3人までが参加できる「A標準記録」とその記録を突破した者のうち1人が参加できる「B標準記録」がある。もちろんAの方が早いタイム設定。A記録を突破した人が3人以上いればそこから3人が選ばれるが、もし一人もいなければBを突破した中から1人が選ばれる、のだそうだ。うーむ、いまひとつわからんぞ)
基本的に外国人留学生は認めない主義なので、どんなに素晴らしい記録を残してもモグスとダニエルにはノーコメント。ただ、モグスは前回の失敗を糧にパワーアップしていた。それは素直に褒めたいと思う。

最後に。
3校棄権、についてはあちこちでマラソン経験者-棄権の経験がある元法大の徳本氏も含めて-がコメントしている。
私は門外漢なのでわからないけれど…やはりメンタルな部分が大きいのでは。
速く走るということに関してはフィジカル面でのトレーニング方法が科学的に進んできたんだと思う。
恐らくハードトレーニングの後のケアだって日進月歩だから、そういった面でだけ今回のような事態が引き起こされたとは考えにくい。
ここでイマドキの若い者は、なんて言葉を書くのは場違いかもしれないけれど…強ち的外れではないような気もする。
とにかく来年は棄権校が出ないことを祈るだけ。
学連選抜の大活躍で予選会は10枠になったのだから、ぜひ順大、大東大、東海大、そして学連で活躍した各大学(個人的には真魚クンの上武大)に突破して欲しいものだ。

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北信越BCリーグを応援しよう!@週末は

北信越ベースボール・チャレンジ・リーグについてもう少し。
この独立プロリーグは以下の4チームからなるもので、新潟、長野、富山、石川の4県に社団法人をそれぞれ設立、4チームがそれぞれホーム36、ビジター36試合を約半年のシーズンで行う。

<チーム>
 ・新潟アルビレックスBC 監督 後藤孝志 ※現役時代は巨人
 ・信濃グランセローズ 監督 木田勇 ※日ハム(最多勝、新人王など)
 ・石川ミリオンスターズ 監督 金森栄治 ※西武、阪神、ヤクルトなど
 ・富山サンダーバーズ 監督 鈴木康友 ※巨人、西武など

リーグの特徴のひとつとして、地域密着型球団経営という理念があり、巡回型野球教室や各県内全域での試合開催、そしてシーズンオフに選手たちが地元企業で就業して生活費を稼ぐことができるというキャリアサポーター制度も導入している。
それぞれのチームには後援会も発足しており、これらの会費も大きな収入源となるだろう。

ということで、早速信濃グランセローズの後援会に加入するつもり。
もちろん監督の存在が大きいが、それだけではない。なんとコーチにまで縁のある人がいたのだ!
詳細は伏せるとして、この衝撃は木田さん発見を遥かに凌ぐもので、もう何というか…ああ、言葉にならない。

アメリカなどでは珍しくもない独立プロリーグも、日本では四国に次いで北信越が2つ目。
興行的に成功を収めることができれば後に続く地域もあるだろう。
浦和レッズのように、地域にひとつでも愛されるプロチームがあれば活性化も進むし、日本のプロ野球だってレベルアップが図られるかもしれない。
これからの動向を、北の大地から見守っていきたいと思っている。どうぞ発展しますように。
通りすがりでここにいらした方、どうぞ応援よろしくお願いします。

北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ公式サイト
 http://www.bc-l.jp/index.php
信濃グランセローズ後援会サイト「Club セローズ81」
 http://www.clubserows81.com/index.html

天皇賞は…アンカツはいくらなんでもあの位置からじゃ届くはずがない。京都の馬場を良く知っているとはとても思えない乗り方だったし、ネヴァブションも同じ。マツリダは距離がそもそも長かった。トウショウはあまりにも早仕掛け過ぎ。いつも勝負どころで置かれるからといって、加減というものを知らないのか。
エリモは、正直全く眼中にありませんでした。ということで馬券買わなくて正解。
一番もったいなかったのはアイポッパーかな。事実上ラストチャンスだったのに。トウショウナイトも鞍上が違っていれば勝てた可能性もあると思うし。
終わってみれば極めて順当に血統が活きたレースだったということなんでしょう。メイショウサムソンは着差以上に強かったという印象を受けました。
次週はマイルC。ますます難解そうなので初手から投げてます。

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マグロの脂と懐かしい顔

マグロのサク、それも中トロと大トロをいただいた。
早速夕餉のおかずに、と解凍したまではよかったが…何故マグロはあんなに生臭いのだろう。
(いただいたサクは新鮮だったです、念のため)
切った包丁まな板だけでなく、手までが未だ生臭い。

そもそもマグロはあまり好きではない。
幼かったころ、寿司屋で当時大好きだったかっぱ巻を頼むつもりが誤って鉄火巻を頼んでしまい、出てきた「中が赤い」巻物に「これじゃない!」と泣き喚いたこともあるくらいだ。
確かに美味しいとは思うけれど、この歳になると大トロ中トロの脂がキツくなってきたので正直今回も「赤身がよかったな…」と思わず呟いてしまった。もちろん下さった方には丁重にお礼申し上げたが。

ヅケにしようと思ったが以前いただいた時、調味液に漬けた瞬間にパッと表面へ広がった脂にビビッたので二の足を踏んでしまう。
もうちょっと若い頃なら喜んでがっつり食べたんだけどなあ。
捨てることはしたくないので、ちょっとずつちょっとずつ食べよう。大葉をたっぷり用意して。
昨日の涙と熱発が尾を引いて、今日も体調、テンションともに今ひとつ。
マグロは栄養豊富だそうなので食べてエネルギーを補給しなきゃ。
それにしても…あうう、脂っこい…まだたくさん残っているのに…

昨日のヤフトピを見ていて驚いた。
全く知らなかったが、四国に次いで「北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグ」が設立されたとのこと。そして4つある所属チームの1つ、信濃グランセローズの監督は…そう、かつて私がイレあげた、もとい熱烈なファンであったあの人、「木田 勇」さんだったのだ。
一時期確か印刷会社に勤務されていたのを、写真週刊誌の「あの人は今」的なコーナーで見た記憶があるが、その後そこを辞し、プロ野球のマスターズリーグに挑戦、一度はトライアウトで落ちたはず。
でも日ハムのOBチームに合格し、今グランセローズ公式発表の彼のプロフで見たらOB会長になっていらした(!?)
私が知る現役の、それもピーク時の彼は監督だの会長だのという人を管理監督する立場には凡そ向いていない独立独歩唯我独尊といった風情だったのに、やはり歳月は人を変えるものなんだ。というより元々私が彼の表に出ている顔しか知らなかっただけなのかもしれないか。(当然のことですが)

頑張って欲しいと思う。
なんだか古い友人の消息を聞いたような気分だ。歳はだいぶ違うし、あちらはただの一ファンのことなぞ全く記憶にないだろうけど。
いつか試合を見に行きたい。ああ、そうだ、昔買ったあのレコード「青春トライマイベスト(だっけ?)」持っていってサイン貰おうかな(笑)

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箱根2日目@解説は徳本固定でいいのでは?

山の神(様)降臨、って…
いや、でもそれくらい称えても値するだけの走りでした。
でも、順大は来年苦しいだろうな。

結局山梨学院大のモグスはラストで失速。昨年の轍を見事に踏んでしまいました。
驚いたのは早稲田。よもや4位まで来るとは。
でも毎年のようにブレーキが出るから最後まで油断できないのも早稲田。昨年のような悲劇を齎さないためにも何とか順調に走ってほしいものです。
東海大は往路でカード2枚切っちゃったからなあ。もう復路優勝の目はないと思います。
個人的には東洋大にも頑張ってほしい。1区で力走を見せた大西、2区で頑張った黒崎。彼らの頑張りを無駄にしないでほしい。
シード争いは…大東文化大には期待したい!かつての優勝候補校が今や予選会の常連なのですから。

…と、ここまで復路スタート前に書いておいて今は7区。
優勝争いはさておき、10位集団が面白くなっています。シード権争い熾烈です。
さあ、またテレビの前に戻るぞ。

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大好き箱根@紀行エントリではありません

箱根駅伝を見ています。

毎年のお楽しみ、だったこのレース。最近は忸怩たる思いで苦々しく観戦することも多い。
私は国粋主義者でもなければ差別偏見の持ち主でもないのですが、やはりどうしても「外国からの留学生」が走ることに理解を示すことができません。

今年も山梨学院大のモグスが素晴らしい走りを見せています。
脚を活かして自分の人生を切り開いていく。それは素晴らしいことです。否定する気持ちはありません。
でも、彼の思いはさておいて、結局は大学の広告塔として走っているといっても過言ではないでしょう。果たしてそれていいのでしょうか。
箱根駅伝は、他の陸上大会とは違い、戦前戦後の動乱期をも走り抜けたという、その歴史的背景の中にあってある種神聖なものだと私は思っています。
国技であるところの大相撲でも外国人力士が席捲しているけれど、あちらはプロ。
留学生ひとりスカウトして学費から生活費から面倒を見る。それはもはやアマチュアの範疇を超えています。
最近では他の大学にも留学生の存在がありますが、そのほとんどが傑出した実力の持ち主。大学側の狙いが仄見えて不快の念を禁じえません。
もちろん、走っている彼らには何一つ咎はなく、素直にその走りは応援したい。
でも、それでもやっぱり箱根は日本人だけ-日本で生まれ育ったという人も含めて-で走ってほしいと少なくとも私はそう思っています。

それにしても東海大凄いなあ。
佐藤クン、途中で脚が痙攣していたようですがそれを乗り越え、早稲田の渡辺康幸が作った偉大な記録を見事更新してしまいました。
2区を走る伊達はエースエースと言われて意外に振るわない。それでもこれだけ貯金があれば、ブレーキさえいなければ往路優勝は間違いないでしょう。
驚いたのは東洋大。スタートからポン、と飛び出した佐藤に他の選手が怖気づいたように固まってそろそろと走り出した中で、2年生の大西だけが果敢に喰らいつき、結局2位を死守。
2区では抜かれてしまったけれど、それでも早稲田のエース竹澤に負けじとついていく黒崎の根性は見上げたものです。
東海も東洋も、私が箱根を見出した頃は、出場すら覚束ず、出ても毎回繰り上げスタートという体たらくだったのにどちらも今年はシードで出場、しかも東海は優勝候補なのですから、本当に時代は変わりました。

順大は5区に今井が待機。早稲田も予選会は2位に5分以上差をつけての圧勝。
まだまだわかりません、2位争いは(笑)

さ、またテレビの前に戻らなきゃ。
箱根が終わるまで、のあちさんは一切機能しません(いいのか?)

ちなみに、私の選ぶイイ男TOP3は、
三代直樹(順天堂大・73回~75回2区記録保持者)、本川一美(順天堂大・67回~70回)、只隈伸也(大東文化大学・63回~64回)。どうでもいいことですね。失礼しました…

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真央ちゃんおめでとう!

真央ちゃん、パーソナルベストどころか歴代最高得点を叩き出してのNHK杯優勝おめでとう!
見事な演技でした。
素人の私には細かい技術面での評価なぞ出来ませんが、とにかく滑りが綺麗であまり無駄がない。
それにしてもオトナになったなあ。色気すら感じるほど女らしくなった真央嬢。
これで2位の村主章枝さんと一緒にグランプリファイナル出場決定です。
今日は私にしては珍しく、応援している対象がどっちも勝った。いい1日でした。

それにしても解説の佐藤さん、てばちょっといい演技見ちゃうと解説やめちゃうんだもの。
ちゃんとお仕事しましょうね(笑)

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