開票速報たけなわ@早くも眠くなってきたらしい

北海道の結果にはちょっとがっかりしそう-伊達優勢聖子ちゃん苦戦-だが、よもやマジで虎が姫に退治されつつあるとは…
ただ、恐らく私も含めた殆どの人が、「自民党がダメだからやむを得ず」民主党に投票したのではないかと推測している。
あの、細川政権誕生時とは訳が違うのだ。民主党に大きい期待を寄せている人が果たしてどれだけいるのか。
恐らく安倍首相は退陣しないだろう。その方がむしろ野党にとっては有難いかもしれないか。
これで一気に内閣総辞職とか、衆議院解散とか、そういう流れにはならないと思うし、所詮参議院。衆議院で与党優勢を保っている限り、最終的には与党の意向が通るわけだ。ま、ねじれちゃったら法案通過にも時間がかかるようになるけど。それってつまり税金の無駄遣いってこと?いえいえ、それだけ熱心に慎重に討論してくださるってことだと思いたいですがね。

とりあえず、東京と北海道の結果、そして若尾文子さんの当落(何で?)を確認して寝ようと思う。

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国会議員だからこそ

今度は赤木農水相が事務所費問題で槍玉に挙げられている。
…無理がある。あの民家2軒を後援会事務所として経費を計上するなんて。
事実マスコミの問いかけに対して目を泳がせていた母親も、事務機器の存在を明確には認められなかったではないか。

最初からあの貧相な顔つきと、囲み取材の度にあちこち泳ぐ気弱な視線が生理的にキライだった。
経歴は華やかでクリーンだし、何と言っても祖父が大物議員。
それでもやはり人間は、顔だ。
美醜ではない。骨格など不変的な部分はさておき顔とはその人の人間性や信念といった心の骨格とでもいうのか、そういった内面的なことが創りあげるものだと私は思う。

昨日、各党の党首が対談しているテレビを見たけれど…あれは妖怪の溜まり場?
安倍首相の目付きの険の鋭さとそれを青臭いと嘲笑するような小沢民主党党首の薄く開いた目がどうにも気味悪かった。

政治資金規正法だって、いつの間にかザル法案になっている。5万円を超える支出、それも資金管理団体のものにのみ領収書の添付が求められる…こんな法案、子供だって「おかしい」と首をかしげるだろう。
やるなら徹底的に、一人の議員に関する全ての支出を明らかにすべきだ。だって彼らに支給される給与も活動費も、党からの助成を除けば全て税金なんだから。
裏金の存在はさておき、一般職の国家公務員はエンピツ一本買うにも見積、請求、納品の各書類が必要になり、それらはいつでも会計検査院が見られるようきちんと整理、保管されている。
特別職とはいえ議員も国家公務員。彼らだけを何故これほど特別扱いしなければならないのだろうか。

安倍首相には本当に失望した。
任命責任以前の問題として、人を見る目がない。
銀の匙を銜えて生まれてきた3世議員は何一つ苦労を知らず、貧困を経験せず、人の痛みを理解できない。
この人に政治を任せた私たち有権者の責任は重いと思う。

硬い話題の上に長々書いてしまったのでセレクトセールの話は明日のエントリで。

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美しい国を目指す美しくない内閣

柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を産む機械」発言が波紋を広げている。
個人的に社民党は好きじゃないけれど、今回に限って言えば福島党首の「そもそもこの人は自分が何を咎められているかすら理解していない」という主旨の意見は的を射ていると思うし、辻本清美議員のあの怒りの表情からはお得意の「してやったり」的なそれ、が見られなかったことからも本当に彼女たちは怒っているのだろう。

そもそも、大蔵官僚上がりで経済財政事情しか明るくないこの人を厚生労働大臣に指名した時点で安倍内閣は少子化問題を「機械的に」「数字的に」処理することを念頭に置いていたとしか思えない。
柳沢氏の発言を受けて自民党の高市議員が「産めない私は不良品なのか」と不快感を露わにしたが、正に安倍内閣の少子化対策にあっては必要なのは出生率の上昇だけだ。

「何故女性が子供を産まなくなったのか」ではない。
「何故女性は子供を産むと言う選択肢を取らなくなったのか」ということについて考えようという気概がこの内閣からはどうにも感じ取れないのだ。

美しい国、日本。

安倍首相の目指す美しい国、って何だろう。
そもそも2世議員で何一つ幼少時から苦労をしたことがない人間に、国民の痛みの何が理解できるというのだろう(議員に限らず、同族企業の2世、3世社長はその能力が創業者に劣る傾向があると私は思う)。
小泉純一郎だってそうだ。2世どころか3世。その上自分の家庭ひとつ守ることができなかった。
そういう人間が国を治め、その結果今の日本は格差社会と呼ばれる弱者に優しくない国になってしまった。

極論だけれど、今の政界に期待できないならいっそ爆笑問題の太田やビートたけし、島田紳助などに政党を組織させてみてはどうだろう。
自分の力で、知恵で今の地位を築いた人間こそが今の日本のあり方を冷静に見つけることができるだろうし、弱い者の生き様を知っているからこそ弱者に優しい政治ができるはずだ。

これも極論だが官僚出身者と2世、3世議員を閣僚から排除する。
これだけで内閣はかなり風通しがよくなり、驕る官僚に与することもなくなると思うんだけど。

柳沢厚生労働大臣は恐らく辞任しないだろう。内心では己の非を認めない-気づかない-まま、形どおりの謝罪を繰り返しほとぼりが冷めるのを待つ。
任命責任を持つ安倍首相も同じ。首をすくめたまま嵐が過ぎるのを待つ腹積もりなのだ。
ここを乗り切ったら、なんて甘い考えを抱くのは大間違い。このまま辞任させなければ支持率低下は間違いないのだから。
そういう意味では情緒的なものの考え方ができない、最もそのポストに相応しくないといっても過言ではない人物を厚生労働大臣に据えた安倍首相が最大の加害者なのかもしれない。
その結果馬脚を現してしまった柳沢大臣と彼の家族が最大の被害者なのかも…

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氷解とまではいかないけれど

先日の疑問が若干解消されました。
…ってさあ、毎日新聞なんだから。文春新潮じゃあないんだから。あまりセンセーショナルな表現はしないでもらいたい。

国家公務員に「中途枠」 
政府は13日、30歳代を念頭に置いた国家公務員の中途採用枠を100人分程度設ける方針を固めた。失業した人や子育てを終えた人が、再び職を求める際の受け皿になることを期待している。「再チャレンジ推進会議」(議長・安倍官房長官)が5月にまとめる中間報告に盛り込み、2007年度中にも募集を始める。((C)5/14読売新聞)

要はこのこと、ですね。これなら納得。職歴を問わないだけでフリーター専用枠でも何でもなかった、と。
この記事では採用試験の内容や採用後の処遇にも言及していてこれでようやく合点がいった感じです。
ただ、現行のⅢ種では各地方事務局で採用試験を行い、名簿も特定の職種以外は地域名簿だったはずなのでこの枠はどう配分されるのか、それとも全国名簿にするのか。
まあいずれにせよ無縁な話(仮に合格したとて採用されようにも近くに国の機関はありません)です。国家公務員純減を目標に掲げている政府の方向性とは逆行しているような気がしないでもないですが、ま、どう転ぶかはやってみなければわからないですからね。
こうなると、採用試験を実施する側の資質も問われるなあ。何しろ職場の人間関係を大きく軋ませる要因にだってなりかねないんだから、よほど組織への順応性と社会性、そして人間性を有している人材を合格させなければ採用する側の各省庁から糾弾されちゃうぞ。
果たしてどんな人材がピックアップされるのでしょうか。相見える機会なぞないでしょうから推測すらできませんが。

ようやく暖かくなりました…ってこの手のセリフを何度吐いたことか。
でも今度こそ春だ!もうタイヤも履き替えたしダウンジャケットもクリーニングに出したし。
-え?入梅してるところもあるって?
日本はやっぱり長いなあ。しみじみ実感しています。

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フリーター枠って…@ホントにできるの?

<国家公務員>3種採用試験にフリーター枠新設 
政府が方針 政府は9日、21歳未満を対象としている国家公務員3種の採用試験について、30~40歳の「フリーター」を対象とする採用枠を新設する方針を固めた。格差社会の是正に向け、正規雇用拡大に取り組む姿勢を示すのが狙いで、安倍晋三官房長官が議長を務める「再チャレンジ推進会議」が月内にまとめる提言に盛り込む。((C)毎日新聞)

こんな非現実的なアイディアが果たして現実に機能するのだろうか。
とはいえ、官房長官がここまでぶち上げるまでには恐らく人事院では気が遠くなるほどの議論を重ねていることは容易に推測できるので…やるんだろうなあ。でも…できるのかなあ。
受験可能年齢の上下10歳もの開きと恐らく種種雑多、途方もなく様々な経歴から選ばれるだろう合格者の所謂民間でいうところの「初任給額」は果たしてどう決めるのか。まさかわざわざ新しい俸給表なんて作らないだろうし。
級別定数はどうするの?競馬だったら、引退などで解散した厩舎の馬を、暫定的に他の厩舎に馬房を増やして所属させるけれど、定数も同じように特例として増やすの?
そもそもその合格者を本当に採用したい、と各省庁は考えているの?
私が人事担当者なら、Ⅲ種からわざわざ採用せずともⅡ種から採ってしまうかもしれない。だって処遇を考えたら頭が痛くなるから。
人事院のホームページを見に行こうとしたら恐らく同じことを考えている人と恐らく受験したいと思っている人が殺到しているのだろう、アクセスできなかった。
このエントリをご覧くださった方で、お詳しい方、よろしかったらご説明いただければ幸いです。
(…どーにも主旨が理解できないらしい)

以前(現在も行っているのかは未確認)都庁で経験者採用試験を行っていたが、今回はフリーターと断言している以上まともな職歴があるかどうかもわからない人たちが大挙受験する可能性も強いわけで、試験問題は一般のⅢ種受験者と同じでいいのか。
正直なところⅢ種に限らずどの試験も筆記の得点なんか大した意味はないと思うし、それならむしろ人物試験や論文、作文にもっと重点を置くべきで…と話がそれちゃった。
とにかく、私はフリーターという存在のうち、望む仕事に就けないがためやむなくバイトなどで糊口を凌いでいるような将来について明確なビジョンのある人は是。そうではなく、漠然とその日を生きるためにフリーター生活をエンジョイしている人を否、と考えているので、仮にフリーター枠を設けるならあくまでも人物重視で前者を救済することを目的にしてほしい。

それにしても30歳~40歳といえば中央省庁なら主査、係長から補佐クラス。
ここにいきなり同世代の新採、がポンと放り込まれて果たして適応していけるのか。給与などの処遇だけでなく、メンタルヘルスなど法で括れない部分についてもきちんとフォローしていかなければ不協和音が組織のそこかしこから聞こえてくるのではないだろうか。
ほとんどの国家公務員の給与は当たり前だけど国民の税金から支払われている。
フリーター救済を何故国のお金で図らなければならないのかも違和感としてあるわけで、そもそも本格的な景気回復であれば民間企業でも採用も進むはず。
格差という明確な小泉内閣の失敗の尻拭い、という感は否めない、少なくとも私は。

ようやく北海道も春めいてきた、と思ったら本州は夏日?
緑が濃くなって、今年はGW明けに観光シーズンになりました。
今週末は桜を見に出かけてこようと思います。

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自然の恵み、そして自民党の敗北

ギョウジャニンニクを採ってきました。約1.5キロ。
内訳は家人が1キロで私が0.5キロ。
斜面にはまだまだ出かかった小さいものもあるので、週末にもう一度くらいは採れそうです。
我が家では非常にポピュラーでノーマル(?)な食べ方しかしません。
だいぶ伸びてしまっているものはさっと湯掻いてから水気を切って、小分けにしてから冷凍。
太くて短いものは刻んで醤油とみりんを合わせたものに漬け込む。白いご飯にぴったりのおかずになります。
中くらいのものを使って卵とじにしたり、天ぷらにしたり。
においさえ気にならなければこの時期最高の食材ですね。
ただ、処理が大変!
綺麗に洗って水気を切って、はかま(だっけ?茎の下のほうの赤い部分)を取って。食べるだけの家人にゃ関係ない話なんですけど。
もう少ししたらこごみも群生します。こちらもアクがほとんどないので茹でてからゴマを混ぜたマヨネーズや、普通のドレッシングをかけていただく。
タラの芽も多少ありますので、これは実家におすそ分け。とてもウケがいいのです。天ぷらにしたら幾らでも食べられちゃいますね。
自然の恵み。
神の存在は信じないのですが、大地には感謝の気持ちを持ちながら有難く今日もその恵みを頂かせていただきます。

千葉7区の補選。
民主党候補が買ったことは快哉!なのですが、落選した自民党の候補がかわいそう、という印象を受けました。
北海道の恥、某幹事長がくっだらない応援演説を繰り広げたこと。格差の象徴たる小泉の手先、所謂小泉チルドレンが大挙乗り込んで大した政策も訴えずにバカみたいに頭を下げ続けたこと。
そんな中で肝心な候補者はかすんでしまった。候補者よりも応援団の方が露出過多。
密着取材していたマスコミに候補者が愚痴をこぼしているシーンが印象的でした。
そもそも、千葉と埼玉、ですよ。ただでさえ対抗心が存在するこの2県。よりによって埼玉から候補者連れてくること自体、この選挙をどれだけ軽んじていたかわかるでしょう。
民主党の候補者がキャバクラ勤めをしていたことにどうこう言うつもりはありません。でも格差是正を訴える彼女は社長令嬢だそうですね。果たして格差というものを身近に感じたことがあるのかどうか。
埼玉県の副知事という要職を蹴ってまでの出馬。自民党は今回の敗戦の理由をしっかりと噛み締め、この候補者をきちんと処遇してあげて欲しいものです。
東広島市長選挙も岩国市長選挙も、自民党敗北。
これで9月の自民党総裁選は一層混沌としてきました。候補とされている4人の中では谷垣さんが一番適任だと思います、一番人気ないけど。

さあ、きっかけは何であれ政権交代の芽が出てきたかも。
小沢さんは好きではありませんが、小泉に比べれば数段マシです。
これを機に、民主党もしっかりとしたスタンスを持って政権を担えるだけの力をつけて欲しいと切に願っています。

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勢力争い@猫も人も

1ヶ月ほど前に解禁された米国産牛肉の輸入。
いともあっさりと、再びの輸入禁止が決まってしまいました。
当然といえば当然。
米国内からも検査機関がいかに杜撰な対応をしているかという内部告発がなされていたというのに、それは黙殺して親米の証左とばかりに輸入を再開した小泉内閣の認識の甘さが窺える事例ですね。

ついに堀江社長逮捕ですね、ライブドア。幹部も含めた4人がいなくなって会社もさぞ慌てていることでしょう。
それにしても、昨日まで彼を手放しで礼賛していた人たちが掌を返すように批判し始めている図は見ていてあまりにみっともない。
その最たるものが政治家たちでしょう。特に、武部氏。この人の地盤が北海道だなんてホント、恥ずかしくて申し訳なくて…すみません。こんな人を国政に送り込んでしまって。
私たち以上に反省してほしいのは、神奈川の住民です。何故小泉氏を支持するのでしょうか。この人が任期中に日本という船の矛先を妙な方角へ向けてしまったのはいずれわかることですが、ある意味持ちつ持たれつの広告塔だった堀江容疑者が逮捕された今でさえ、無茶な規制緩和などについていっかな反省する気配がない。
ここまで厚顔無恥な人自体日本人としては珍しいのではないでしょうか。
そう、日本人が持つゆかしさや恥じらい、といった微妙な感情がどうやらこの人には備わっていないようです。
個人的には皇室典範の改正(改悪)には反対なので、今回の失態をきっかけに法案成立が見送られるといいな、と思っています。

私には政治よりも経済よりも気がかりなことがひとつ。
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野生児ちび

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のんちゃん
うまいこと玄関の中に誘い込んだまではよかったがこの後延々と鳴き続け、ついにドアを破壊しそうになったためとりあえずお外へ。まだ難しそう。もう少し信頼関係を築かなければ。

この2匹の外猫が醸しだす微妙な距離カンケイがどうにも不安なのです。
一昨日、夕方に帰宅したところ、玄関を挟んで対照的に5メートルほど離れたところにお互い陣取って威嚇しあっているではありませんか。
とりあえず2匹の気を静めるように声をかけつつそれぞれの器にレトルトのフードを入れ、まず年嵩のちびの前にそっと置く。そして怯えたような目で見ているのんちゃんの前にも。
すぐに食いついてくれたのを見てまず安心。でも、食べ終わってからが実は危ない。
食べたらすぐ建物の裏手に回りこんでそっと逃げていこうとするのんちゃんをちびがしつこく追いかけていく、というケンカに繋がる危険なパターンへと移行してしまうのです。
そっと逃げ出したのんちゃんを早速追いかけようとするちびの前に立ちはだかり、頃合を見計らって逆方向へと誘導。
今日は何とか事なきを得ましたが、これからどうなるか。
今は劣勢なのんちゃんも、そろそろ老境にさしかかるちびの体力が衰えてくれば形勢逆転、となる可能性が高く、そうなる前に保護したいけれど肝心なちびは全くといっていいほど懐きません。
逆にのんちゃんの方が日に日にフレンドリーになってきて、このまま抱き上げられそう、というところまで来ました。
そりゃあ部屋の数さえあれば一気に2匹とも捕獲してしまいたいけれど、今はどうしようもない。
とりあえずこの冬は乗り切ってもらって、来年の冬はどうにか住環境を変えてでも家猫にしたいと思っています。

今日はこれからちょっとお出かけ。
何とも贅沢に1泊で映画鑑賞です。もちろん「有頂天ホテル」。とにかく楽しみ。
いやなことばかり-個人的にも-で落ち込みがちな気持ちをきっとこの映画は持ち上げてくれるに違いない。そう信じたい。
そして某ホテルのレディースプランでゆーっくりと羽を伸ばしてきます。
PSPも持ったし(おい)某身内からもらったMP3プレーヤーも持ったし、何もしないでぐーたらするぞー…っていつもしてるんですけどね、ぐーたら。

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客寄せパンダと美味しいワイン

今日は家人が不在なので、家事は(いつも以上に)手抜き。
仕事をざっと片付けたらその足で近場の温泉へ出かけ、その後買い物、そしてこの町で和むことのできる唯一のお店でご主人とおしゃべりして、つい先ほど帰宅しました。
本当は仕事上の待ち人があるのですが、もう現場に任せて私は一足お先に夕餉の支度です。
甘い甘い恋のチョコレート…(このフレーズが誰の歌かわかる人は同世代)ではなく、甘い甘いアイスワインをキンキンに冷やし、和みの店で買ってきたお菓子と一緒にいただく。
ちなみに主食はレンジでチン、のリゾット。カンタンにできる割にかなり美味。
私が一人暮らしをしていた10年ほど前にはこんな便利な代物はありませんでした。
もし、当時この類の物があったならきっと毎日食べてたかも。カロリーも低めだし、これにサプリと野菜ジュースでも飲んだら完璧!
…でも人間としては堕落しそうだ。うん。
インスタントラーメンとほか弁だけは一人暮らしの食卓に持ち込まなかったのが当時の自慢でした。
時間を上手くやりくりして、どんなにカンタンであっても自分でちゃんと自分の食べる分を作る。倹約もできるしそれ以上に何かを作り出す喜びが料理にはあるのだから。
(でも今日はサボるけど)(いつも大したもの作ってるわけじゃないけど)

これが今日のワイン。

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モンスハイマー・シルバーベルグ シュペートブルグンダー ロゼ アイスヴァイン 2004 (375ml)

ライブドアショック、とやらは、株式市場などでは大きな衝撃だったようですが、株買ってない市民にとっては大した事件ではなさそうです。
少なくとも私は興味ありません。
むしろ、ついに事情聴取まで受けている堀江氏を、これ見よがしに担ぎ上げて時代の寵児にまでのし上げたマスコミや政治家の苦しげな釈明の方がよほど面白いです。
私の弟、息子?そもそもあの発言自体失笑モノでしたがこうなってみればただただ武部氏のパーソナリティをくっきりと露呈させる貴重な証拠となりました。
このまま逮捕でもされたなら。あまり人の不幸を興味本位にあげつらいたくはないのですが、ことこの方に関してはどうしても小気味よい、という気持ちが先に立ってしまうんですよねえ。
そういえば、まーた和田アキ子がマスコミに何かアピールしてました。何でもメールでしかりつけたけど返事も来ない?そりゃあそうですよ、こんな大変な時にどうしてどうでもいい知人の一人にメールなぞ出しているヒマがありましょう。
持ち上げられても叩かれても、コバンザメのように取り付いて来る人がいるのだから堀江氏は本当に優秀な「客寄せパンダ」なんだな、と改めて思わされてしまいました。
今回の一件がきっかけで、生産性という面だけでなくそもそも一般に向けて何をしているか全く実体のわからない業種が一人勝ちしている日本経済の方向性が是正されるといいのですが…

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生贄の子羊@そんなかわいいもんじゃないし

ライブドアに家宅捜索が入ったとのこと。それも12時間にも亘って。
この報を聞いて、①「いい気味だ」と思う人もいれば②「どうして?」とまず思う人もいるでしょう。中には③「ホリエモン可哀想」などという声もあるかもしれない。
…ちなみに私は①。
今回違法性を問われている内容について今情報番組で説明しているけれど、所謂「風説の流布」らしい。
何となく犯罪にはそぐわない、どこか叙情さえ感じさせるこの名称。
要は誤った情報をわざと流し、その情報操作によって株価を上昇させるという、極めてシンプルな手口ながらなかなか効果はあるようですね。

ニッポン放送の時間外取得による株の保有、その後もちょっと胡散臭い企業も含めた買収劇を繰り返し、ライブドアという会社は短期間で大きく成長していきましたが、どうにも私は社長である堀江氏には好感をもてませんでしたし、フジテレビとの攻防戦にホワイトナイトとして登場した北尾氏が手厳しく彼をやり込める言葉に快哉!と叫んだことは記憶に新しい。
彼の、目的のためなら手段を選ばない、そしてそれを恥じるでもなく逆に誇示する、あの、人を見下したような顔つきはどうにも生理的に受け付けないのです。
今回の件、報道を聞いている分には明らかに恣意的な情報操作であり、仮に堀江氏本人が関与していないにしてもトップとしてそこは言い逃れできないでしょうね。ましてやあの会社が典型的なトップダウンであるという印象が一般的には強く刻まれているから。
万が一にも「風説の流布」という存在そのものを知らなかったとしたら…ありえないか。私のようなドのつく素人ですら耳にしたことのある言葉なんだし。
今日一日でライブドアの株価は下落。失墜した信用を取り戻すのにはかなりの時間を要するでしょうね。これでもし堀江社長が逮捕でもされたら…ただ今回の件に関しては非常に作為的なものを感じました。

今日は、阪神淡路大震災があった日であり、宮崎勤被告の上告審の判決が出される日。
そして、あのヒューザーの小嶋社長の証人喚問の日でもありましたが、さて新聞の一面は?
わざわざ1月17日を選んだだけでは飽き足らず、更なるスケープゴートまで用意して臨んだ証人喚問は恐ろしいほど滑稽な茶番劇に終始しました。
刑事訴追という立場を楯に取り、都合の悪い-彼自身にも、その陰にいると思われる連中にも-ことは全て答えず。
民主党の長妻、馬渕両議員の理路整然とした追及以外見るべきところは全くありません。国民新党の糸川議員の5分を締めくくるあの捨て台詞とも取れる言葉は、まさに私たち国民の怒りを代弁しているかのようでしたが…

ちなみに、私が愛読しているブログ「きっこの日記」ではこの耐震強度偽造問題について非常に詳しく、「何でここまで知っているの?!」と聞きたくなるくらいの情報が大量に記されています。
いや、ここまで書いてしまって本当に大丈夫なのだろうか。ちょっと心配。
敢えてリンクはしませんが、検索ですぐヒットしますのでぜひご一読を。

もし、きっこさんが書いているエントリが全て事実であるとするならば…私たちはいったい誰を信じたらいいのだろう。
まともな類の政治家の一人と期待していた安倍氏までもが信じるに足る存在でないとしたなら、もう自民党には全く未来はないでしょうし、その自民党と少なくとも私は心中なんかしたくはありません。

お口直し(?)にかわいいれいあの寝顔を。

reia0117

天使のような寝顔ですが、ひとたびボールを咥えると粘着気質猫に変貌します。
人が何をしていようがお構いなしに「投げて~」
少し甘やかしすぎたかも。でもホントにかわいいの。つい構いたくなってしまうのです。

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「好景気」の背景にあるもの

景気は本当に好転しているのでしょうか。
私たちが周囲を見渡して、果たしてそれを実感できますか?少なくとも私はできません。

証券会社が売り注文を発注ミスしたことにつけこんで、幾つかの大手証券会社が大きな利益を得ました。
モノを作り出すこともせず、机の上だけで大金を作り出す、そんな業種だけが好景気であって、現実に第一次産業を始めとして、私たちの生活に必要な業種は恐らく現状維持がやっと、なのではないでしょうか。
何故企業への減税を継続し、給与生活者に負担を負わせようとするのか。
定率減税は、これは将来的に廃止することが規定路線でしたが、何故今のタイミングで廃止時期の決定を行わなければならないのでしょうか。
消費税も税率アップが間違いないと謳われていて、でもこれは現実に自民党の前回の総選挙の際に公表されたマニュフェストに記載されていたことです。小泉が谷垣財務相の発言を非難したけれど、そもそもこの人、ちゃんと自分の党の政権公約を読んでるのかしら?

自分が裕福である人に、そうでない人の気持ちや生き様は理解できない。
今回の増税に関してだけでなく、実際、私の身の回りにもそれを感じさせる出来事がありました。
家人の働く職場は、ある意味出来高制と言ってもいい業種なわけで、業績の良かった今年は冬期の賞与も従業員一同とても楽しみにしていたのですが、経営者の出した結論は「ほぼ昨年並み」の支給額。
これでは従業員の士気も高揚しないどころか、技術職にある人は転職を考えても、家人には引きとめることはできないでしょう。現実に彼らはこの業界では引く手数多なのです。
自分はともかく、従業員のことを考えると気が重い。そう嘆く家人にとても昨日は休肝日を告げることができませんでした。
明細(私が作る)を手渡す時の家人の気持ちを考えるとこちらまで辛くなります。
働こうが働くまいがほぼ一定の金額を期末手当としてもらえる公務員が羨ましく思えるのはこういうとき。
実際に、ろくすっぽ働かずして報酬を得ていた人たちを知っていますので余計腹立たしいです。

昨年並み、と言っても、この業種は構造的に不況なので、出るだけマシなのかもしれません。
そう自分を慰めて、家人には何か美味しいものを作ってあげようかな、などと私だけでもポジティヴにいてあげたい、そんな殊勝な気持ちでいるのあちなのでした。

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