びっくり6割、残りは・・・

ボランティアさん宅で保護されている猫のお世話を少しだけ手伝っている。
まだ生後1ヶ月くらい?でも離乳もトイレトレーニングも済んでいる、という話だったのに、実際に対面したら、もうびっくり。

確かに歯も生えていて(犬歯)、動きは活発。でも・・・あまりに小さい。栄養状態は悪いし、聞けば保護当初から下痢が続いているそうだ。

体重は?と聞くと計っていない、と言われて再度びっくり。とりあえず計ってもらったら・・・この状態でよく離乳なんかさせてしまったものだとまたまたびっくり。
まず下痢を止めなければ命に関わる。頼んで獣医さんを呼んでいただいた。

ボランティアさんが仕事に行かれたので私は子守と留守番。
往診してくださった先生も危機感を抱いてくれたようで、離乳食と粉ミルク(安価な子猫用の缶詰と月齢的に早いドライしかなかった)を買いに行ってくださった。

ミルクはもう飲まない、と聞いていたがどうしてどうして。
お皿に盛り付けたフードにかけたらむしろ大喜びで食べてくれるではないか。
更に、別の器に溶いて与えたらこれも喜んで飲んでくれる。これは明らかに離乳が早かったのでは?
内臓もまだちゃんと成長していないのに、早めに形のある食事に切り替えてしまったことが下痢の原因のひとつではないかと推測される。

離乳は人間の都合でさせてはダメ。体重の増減も毎日チェックしなければ。下痢を放置なんてもってのほか。
聞けば、この子猫たちを最初に保護したのは他の獣医さんだったそうで、それが最大のびっくり、だった。

往診してくださった先生は採便して帰られたが、とりあえず乳酸菌製剤を処方してくれた。
検便の結果は特に悪いものではなかったので、追加での整腸剤投与は必要ないとのことだったが、ちゃんと乳酸菌飲ませてくれているのかな?今日見たらあまり減っていなかったからちょっと心配だけど。

で、今日計ってみたら多少なりとも体重が増えていて、便もまだ柔らかいけれど形にはなっていた。
多分初乳は飲んでいるだろうけれど、まだまだ生育状態は悪いのでせめて体重チェックと投薬はちゃんとして欲しいなあ。なんてことを言うなら毎日通え、という話になるんだけど流石に私もそれはできないから・・・後は子猫たちの運次第。無責任な書き方、か。スペースが我が家にあれば迷わず引き取ってくるんだけど・・・

少なくとも、最初の獣医さんのところにいたらどうなっていたかわからないし、その方が体調を崩されてボランティアさんのところに来たからこそ、違う獣医さんに診てもらえた。ここまではこの子達、運が強いと言えると思う。

保護宅には他の成猫がいて、グルーミングしてくれているので、子猫たちの便の状態(細菌感染とか寄生虫とか)が心配だったけれど、異常がないならどうかたくさん舐めてやってほしいな。とにかく食に貪欲な子たちなので全身ご飯まみれになってしまうから(笑)、その都度お湯で洗うのもかわいそうだし。

あまり口出しし過ぎるのも良くないと思いつつ、最低限言いたいことは言った。ホント、往診の先生がいてくださって良かったし、その先生と意見が一致したことにも安堵した。
どうか子猫たち、元気に育ってくれますように。

| | コメント (0)

天国にいる3匹の猫←犯人は地獄に堕ちろ

「夜廻り猫」いいなあ。オンラインで、ディスプレイで見るのも悪くないけれど、単行本を手にしながら好きな話たちを何度も何度も行ったり来たり読み返すと、気持ちが洗われていくようなカタルシスを味わえる。

一番好きな26話にはしっかり栞を入れた。妻や母をないがしろにするクソのような(あら汚い表現)家族よりも、もっと大事な家族、とピーターを選んだ奥様がどうか幸せになりますように。いや、実在の人ではないことは百も承知ですが、そう願わずにはいられない。

でも、実際にはもっとどうでもいい理由で猫(などの生き物)を捨てたり虐待したりする輩がいる。
私が初めてシェアした、帯広にある保護猫カフェのFBの記事は、北海道の足寄町でテープで巻かれて窒息死させられた猫2匹の亡骸と、偶々顔が出ていて、でも瀕死の状態で発見された猫が米袋に入れて放置されていたというもの。
瀕死だった子は保護され獣医にかかり、回復するかと思われていたが手当ての甲斐なく亡くなったそうだ。

もしかしたら犯人には犯人の言い分があるのかもしれない。やれ庭を荒らしただの、糞尿撒き散らしただの、家に入り込んできただの・・・もし本当にそうだったとしてこんな残虐な手口で生き物を屠っていいとでも思っているのか?!

ただ、生きていた子はがりがりにやせ細っていたというから長期にわたって虐待されていた可能性もある。
犯人は残虐もしくは嗜虐性の高い性格異常者かもしれないが、案外そこいらの普段は大人しい「隣人」だったりするかも。そう考えるととても怖い。いつ、その標的が小さな子などに向かうかわからないから。

だから警察は真剣にこの件に取り掛かって欲しい。犯人を検挙するために動いてほしい。
たかが猫、ではない。今こうしている間にもその犯人は他の猫を虐待しているかもしれない。いや、次のターゲットを人間にしているかもしれない。可能性がゼロと言いきれるか?え?
これまでにも、異常な殺人事件を起こした未成年が判で押したように猫などの小動物を虐殺しているという事実をもっと重く見て、それこそ後の殺人事件を防止する、くらいのモチベーションでもって捜査に当たってほしい。
この犯人はどうせ捕まっても大した罪にはならないのだ、悲しいけど今の法律では。くそっ!

亡くなってしまった子は、保護猫カフェから旅立った仲間たちが眠る霊園で荼毘に付されるとのこと。保護してくださった方の意向だそうだ。
最後の最後に人の情に触れることができたその猫があまりに不憫で・・・

どうか安らかに。あちらの世界では誰もあなたたちをいじめないから。たくさん食べてたくさん遊んで、穏やかに過ごしてください。

| | コメント (0)

長老猫頑張ってます

無事送るものは全て発送できた。
道内便は全て明日に、内地行きも明後日には届くだろう。

いよいよ今月末から「残り時間(?)」を気にせずネット環境に浸ることができる。
こうなると、データ端末の存在もむしろありがたく、これの縛りが解けるときにはタブレットも買い換えるかもしれないしまあ時間はまだあるからゆっくり考えよう。

日ハムの新球場構想、どうやら空砲だったらしい。球団側が否定したそうだ・・・って裏でドーム側と交渉が成立したのかな?
巷間囁かれている今のハムとドームとの契約内容が事実であるとすれば、相当虐げられているというか足元見られているというか、ハムに不利だもの。

でも、ドームだってハムに逃げられたら明らかに収益大幅ダウン、は目に見えているので互いに手打ちをするラインを見出すべきだと思うし、そうなったのならいいのでは?
個人的にはハムにはもう興味がないので(昔は、というか大昔は、一時期熱狂的なファンだった)、どうでもいい話なんだけど。


我が家の最年長猫、最近は痩せてちっちゃくなってしまったが、よく食べ、よく歩き、何とか元気に生きている。
腎臓の数値は限界を超えているはずだ。しばらく病院にも連れて行っていないからわからないけれど、一度破壊された腎臓の細胞は復活しないので数値が良くなっているわけがない。

一時見られた貧血の症状もなくなり、皮膚をつまんでも戻りは悪くない。偶に触る歯茎も乾いてはいない。尿も出ているが、これは確かににおいも色もなくなってはきている。

食欲が落ちていないのは本当にありがたい。口から食べなくなったら命の終わりは近づいている・・・これは過去の経験則からいえることで、いくら補液で水分を補い、強制給餌で栄養を取らせても、慢性腎不全や老衰など回復の見込みがない場合、本猫の気力というか生命力は完全には戻らない。

今はもう、ドライは療法食だけどウエットは食べるものなら何でもいい、と思っている。
でも、とりあえず蛋白質が低め、あまり安すぎない、を原則に数種類をローテーションにし、25グラム包装のスープ食でドライをふやかしてからウエット、サプリを混ぜたものを食べさせている。

カリナール、ヘモテクト。これだけでここまで来た。実はセミントラもあるのだけれど、こればかりは素人判断では始められないし、かといって病院に行くことがこの子の場合寿命を縮めかねないので、せっかく状態がいいのにそれを崩すようなことは極力したくない。

他の連中は皆元気だ。元気すぎて・・・頼むから夜中に運動会はやめてくれ。
ここのところ隣人トラブルで相次いで死傷者がでているから実は内心びくびくものなのだ。
家人も私も、集合住宅住まいがほぼほぼ未経験なので、日々神経を使うこの生活が実に窮屈でたまらない。

前の道路で偶に遊んでいるガキどもお子様たちの声、井戸端会議をしているうるさいおばあさんたちの声、窓を閉めたら全く聞こえなくなるくらい外からの防音効果は高い部屋なんだけど・・・

パーフェクトな住まいなんてあるのだろうか。ああ、先のことも考えると気が重い日々だ。

| | コメント (0)

猫は猫同士、なのか?そうなのか??

預かり猫、まだ我が家に来て一月も経っていないのに、すっかり我が家の猫たちとなじんでしまった。
年下のオス2匹と一緒にしているのだが、今もガタガタバタバタ追いかけっこしているではないか。

ファーストコンタクトは最悪だった。互いに威嚇しあって、でも考えてみりゃ喧嘩に発展することもなかったし、3匹とも同じ境遇だし、まあ相性としてはそもそもそんなに悪くはなかったのかもしれない。

ただねえ・・・この猫と暮らす日を心の支えにしている方のことを考えると、果たして人のためにも猫のためにもこれでいいのかどうか。
やはり猫は猫同士、なのか。元々猫は群れない生き物と言われているけれど、我が家では少なくともそうではない。

かつて我が家には最大8匹の猫がいた。
その当時の子はもう3匹しか残っていないが、孤独を愛していた猫なんかおよそ一匹もいなかった。
部屋分けの都合上4匹ずつだったけれど、どちらの部屋でも彼らは常に誰かと寄り添っていたし、共に遊んでいたし、4匹の猫団子なんて見た日にゃもうこちらも相好が崩れっぱなし(笑)

預かり猫は、我が家で最初に保護した時は2匹の婆さん猫と同居させていた(今の同居猫は2匹とも当時はいなかった)が、一緒に遊ぶことこそなかったけれど寝るときは綿の敷布団を二つ折りにしてカバーをかけた猫用ベッドにいつも寄り添っていた。

今回は年齢も近いし、オツムの程度も似ている同性の友人(猫だけど)が彼にはもしかしたら嬉しいのかも。だとすると、いざお返しするときに彼が寂しがらないだろうか。
とはいえ、あちらは待ち望んでいる。こちらは正直経済的に大変だし、あまり長く一緒にいたら情が移ってしまうではないか。

こちらも転居を控えて慌しいし、ああ、もう何故こんなに落ち着かないのだろう。
早くいろいろなことに決着がつきますように。もうこれ以上やきもきさせられたくない。猫も家も仕事も勉強も何もかも、私の努力でどうにかなることなんてほんのわずかなんだもの。

| | コメント (0)

猫の日は昨日でしたが、今日も猫の話

夜廻り猫、昨日の話が何ともいとおしい。あんなお嫁さんには私はなれない。
あの彼女の余裕は彼女自身が自分をしっかりと持ち、自分に自信があるからだと思うし、人を愛せる人は自分もちゃんと愛してあげることができる人だ。

預かり猫は屈折している。愛されたいと願う気持ちとそうやすやすと懐柔されたりしないぞ、という意地とがないまぜになって実に中途半端な立ち位置にいる。
かまってあげたいけれどそれを喜びつつ拒否するその背中がかわいそうで・・・

(多分)捨てられて、私に一度捕まって去勢されて一度は外飼いに。再度私に保護されてからは家猫時代を思い出したのか従順な「飼い猫」へと変化。
そして、終の棲家になるはずだった裕福なご夫婦のお宅へ栄転し、何不自由のない生活、蝶よ花よと育てられたくさんの洋服まで買ってもらって、実の子以上にかわいがられていたのに。

とりあえずご飯を食べるまでにはなった。
それでも昨日はほぼ飲まず食わず、だったので、夜少しだけ補液したのだが、それが功を奏したのかその直後に少しウエットを食べてくれて一安心。
夜のうちに食器の中身が7割方なくなっていたのを見たらホッとして気が抜けた。

今夜もそこそこ食べてくれたし、でもあてがった部屋からはあまり出てこず、元気はないなあ。以前のような明るさはまだ戻らない。そりゃそうだよね。そう簡単には気持ちを切り替えられないよね。

心配していらっしゃるはずだから、飼い主さんには今日だけで3回メールで近況をお伝えした。
正直飼い主さんもそれどころじゃない、という部分もあるので逆にあまり心配はかけたくないけれど、嘘もつきたくないので、ご飯を食べなかったこともうちの連中と折り合いがまだいまひとつだということもお知らせしている。

これからはこまめに画像も送ってあげよう。この子のショットを見る事で少しでも励まされたら・・・お世話になった方だしね。


昨日のTVタックルを見た。
ビートたけしを改めて好きだ、と思った。

他頭飼育崩壊、は他人事じゃない。
我が家は今5匹+1だが、実は3匹いる女子は皆おばあちゃんで、うち1匹は腎不全も末期。他の2匹も腎不全の兆候が見え出してきている。
男子の、預かり猫はまず間違いなく帰っていくだろうからそう遠くない将来残るのは2匹の男子ということになるだろう。
終生飼育をお願いできるシェルターも増えているし、私がどうにかなるときにはもう少しシステムも進んでいるだろうから・・・なんて、縁起でもない話だけどさ。でも考えておかなければならないことだ。

番組に登場した方の保護団体は有名。もっと大規模に展開している団体もチラッと紹介されていたが、譲渡条件厳しいなあ。6歳以下のお子さまがいる家庭は不可?
コレに関しては、出演していた方の言い分がもっともだと思う。

猫に限らず幼少時からのペットとの暮らしは、情操教育にも良いとか、犬を飼っていると(猫についてはわからないけど)成長してからアレルギーにかかりにくくなるとか、メリットがあるらしい。
ちゃんとしつけられた「お子様」なら6歳以下でも大丈夫だと思うし、「クソガキ」であるなら7歳以上だってダメだ。
小さいころから、自分より小さい、弱いものを慈しむことを知るのは決して悪くないことだと思う。

何度か書いたけれど、私は同棲中のカップルでも、ちゃんと「別れたときどちらが飼うか」、まで訊ねて、納得のいく答えが得られたら譲渡した。
小さなお子さんがいたお宅は・・・あ、そういえばこれまでなかったか。
確かに、思い起こせば概ね同じような条件つけてたっけ。

とにかく、ほとんどの猫は保護してから譲渡するまで手間も暇もお金もかかる。更に愛情までかけちゃっているから、それを全てむげにされでもしたら許せない。そう考えると勢い条件も増えるというものだ。

その昔、最愛の猫が産んだ子を里子に出したら、外に出さないで、と言ったにも関わらず出してしまって挙句交通事故で死なせた人がいたが、実は未だに私はそれを許せずにいる。
(猫は室内飼いが原則!!!)

・・・行きつけのカフェにも出入り自由な猫がいる。
マスターも奥さんも好感が持てて、居心地のいい店だけど、そこの猫も出入り自由だ。
長い時間ではないけれど、目の前は道路。心配にならないのだろうか。
もしその子が事故にあったらどうするのかな?悲しくないのかな?
そのお店には知り合いのボランティアも行っているようだけど、彼女も何も言わないのかな。それは遠慮なんだろうとは思うけど・・・

預かり猫が少しでも心を開いて、ここでの暮らしを楽しんでくれますように。
そして、世の中から事故や虐待で、あるいは殺処分で亡くなる猫がいなくなりますように。

| | コメント (0)

決定

一度は馴致を断念した外猫、寂しそうな顔と声で我が家の周りをうろうろしているので、さっきドアを開けてじっとしていたらなんと、自ら入ってきたではないか!

数分好きなように出入りさせてから頃合を見計らってドアを閉めた。まあそこから鳴くこと鳴くこと。
でも近づいても意外に逃げないので思い切って背中をなでてみたら・・・あらら?おちりが上がってますけど?

最初は嫌がっていたのをなで続けているうちゴロゴロが始まり、ぱた、と倒れてぐねぐね。明らかにこの仕草は飼い猫のそれ、だ。ああ。やっぱりそうだったのか。捨て猫決定!あううううう。くそったれ!何匹捨てて行きゃ気が済むんだ?!(って同じ人じゃないとは思うけど)

今はまだ玄関先で戸惑いながら鳴き続けているけれど、多分そう時間をかけることなくこいつは馴れる。そしてべたべたの甘えん坊になる。
とにかく顔立ちが整っているので、もう少し馴れてくれたら多分譲渡会に出せるだろう。そして縁がつながるだろう。

本当はかなり好みのタイプなのだが飼うわけにはいかない。
これから先のことを考えれば、明らかに無理だもの。
残念だけど、いいご縁をさがそう・・・と言いたいが多分頭を下げて譲渡会に出してもらうことになる。だってこちらの手がどうにもならないから。

仕事、家人にとって最悪の状況に陥りそうだ。何とかしてあげたい。でも当の本人があまりにのんきで・・・これを言うのは口幅ったいが、私がいなかったら何もかも立ち行かなくなっていただろう。ホント、どうするの?どうしたいの??

今日も一人若い従業員が旅立っていったが、目をかけていた(家人が)割にはあっさりと行っちゃった。彼女いない歴=年齢、というちょっとコワい子ではあったが、まあ純朴な子だからなあ。いつかいい出会いがあるかもしれないし、ないかもしれないけど(?)彼の人生だから私たちはもうこれ以上何もしてあげられないもの。

さて、いろいろな発送の準備も終わったし、猫も無事捕獲(?)できたし、玄関先でうわんうわん鳴いている猫の声に動じないばあさん猫2匹にも安心したし、寝ましょう。

いろいろな意味でとてもさびしい。泣きたいのは猫じゃなくて私の方だ。

| | コメント (0)

大団円、となるかどうかは当猫次第

昨日は失敗に終わった外猫捕獲、今朝は趣向を変えて(?)トライ。結果無事確保できて今、彼はケージの中で戸惑いを隠せずにいる。

早朝ご飯を食べに来たところを玄関ホールに抱き上げて入れ、カギをかけてしまった。当然家人も含め誰も玄関からは入れない(え?!)。そう、傍のベランダから出入りするのである。不自然極まりない。

拉致したのが6時過ぎ、そこから病院に出かけるまでの4時間余を彼は鳴いて(泣いて)過ごしたが、私か家人が傍に行くと落ち着いて鳴きやみ、喉を鳴らして甘える。なんだこの猫。すごく依存心が強いぞ。
ちなみに来客は2人あり、いずれもインターホン越しに対応した。事情は敢えて説明しなかったから、きっとお二人とも不思議に思ったに違いない。

その後病院へ搬送してシャンプーと爪切り、ワクチンなどをしていただいてから帰宅。大人しく抱っこされたまま閉じ込められたケージの中で不満そうに鳴き続け、挙句中にしつらえたトイレに籠城してしまった。
でも、ケージの空きスペースにふわふわの毛布を敷き、そっと抱き上げてそこに置いてみたら落ち着いてくれたから一安心。
毛づくろいを始めたかと思うとうとうとしだした。

帰宅後は一切水も食事も摂らなかったが、夜になって我が家の猫たちとほぼ同じ内容の夕飯を出したら少しではあるが食べてくれてこれまた一安心。
こうやって一歩一歩家猫への階段を上ってもらおう。そして少しでも早く里親探しをしよう。
幸せになってもらいたい。多分ここでの最後の保護猫になるだろうから。

高槻で起きた猟奇的とも言える殺人事件。今しがたテレビを何気なく見ていたらニュース速報のテロップが入ったので、どうせどこかの議員が辞職した何とかだろう、と思っていたらなんと!容疑者が浮かび上がり逮捕状を請求したと!!
素晴らしい。大阪府警マジ凄い!!!(つい興奮してしまいました)。

・・・となると、一緒にいたとされる男子中学生の行方が気になるところだ。
どうか無事でいてくれますように。早く発見して救助してあげてください。

昨年末は家人の入院で大騒ぎした我が家。今、私に少々健康不安があり、近いうちに設備のある病院を受診しようと思っている。
予約が面倒なんだけど、そんなことも言っていられないので、ちょうど来月家人の通院日だからそこに予約を入れようかと。
杞憂に終わってくれたらいいんだけど・・・

| | コメント (0)

お盆だそうで。でも私にとっては

今日は私が初めて一緒に暮らした猫の命日。ほんの半月で逝ってしまった小さな命が全ての始まりだった、のかもしれない。

彼女を亡くさなかったら少なくともみもざには出会っていなかったし、もちろんその子猫たちも生まれては来なかった。

もしかしたら、その後も他の猫を受け入れることや、ましてや保護活動のお手伝いなんかしようとも思わなかったかもしれない。

驚くほどすぐ私に懐いてくれたので、猫なんてみんなそんなものだろうと思ってしまったくらい。今にして思えば、残り時間が短いことを自分で知っていて、少しでも長く少しでも多く私からの愛情を得たかったのかもしれない。

行きつけの花屋さんで可愛らしいアレンジを作ってもらい、テーブルの上に置いて周りを6匹分の骨壺で囲む。
考えなしに土葬してしまったので彼女の分のそれはないから、遺影を置く。

特別なご馳走もなければ、きゅうりやなすの馬もないけれど、きっと皆戻ってきてくれているだろう。こうしてキーボードを叩いている私の足もとやひざに、あるいはベッドで寝そべって野球を見ている家人の傍にいてくれる、そう信じている。

ここのところ毎年のように猫が逝く。でもその後釜を補充する考えはないので、これから保護する予定の子もやはり里親を探そうと思う。
全く触れないどころか、50センチの距離から始まったその猫との関係も、今や抱き上げられるところまで来た。
以前にも書いたとおり、蓋を開けたキャリーを傍らに置いてから、抱き上げてすとん、と中に入れるつもり。できると思う。多分。

もう猫にかまけている暇はこれからどんどんなくなっていくから、少しでも早く手を打たなければ。
でもねえ。この猫を家に入れたら、縄張り拡張を目論んでまた猫がやってきそうだし・・・まあそんなこと考えていたら何もできないか。

これまでに都合10匹以上自分で保護してどうにかしてきた。家の子にしたり里子に出したり。
かかりつけ医に里親を探す、と言ったら苦笑されたくらいブサイクな子たちは確かに家に残ったけれど、正直これは無理だろう、と思った子がもらわれて行って溺愛されていたりとか、何の変哲もないキジトラが、里親募集かけたら複数名乗りをあげられてびっくり、とか、譲渡会に出してみたら数組からお声がかかって、中途退席を余儀なくさせられたりとか、こればかりは本当にわからないものだ。

今回保護する子も、見ようによっては可愛いが、客観的にはブサだろうと思う。でもわからないぞ。とりあえず保護してから、だ。

ちび猫かれん。あなたの魂が今私の膝にいたらいい、と心から思うよ。
あなたが成長して、果たしてすらりとした銀色の美女でいるのか、いかにも避妊手術後の猫たるデブ猫になっているのかわからないけれど、あなたの重みを感じたかった。だって、本当に小さくて軽々としていたものね。

みーちゃんもいるかな。今日ばかりはかれんに膝を譲ってやってほしい。
黒猫のあはきっと某身内の傍にいるだろうけれど、余裕があったらこっちにもちょっとだけ来てね。


世間的に今日がどんな日かは知っていますし、首相の談話にいろいろ思うところもあるのですが(私は比較的肯定派です)。また後日。

| | コメント (0)

隣の芝生は何故青い(?)

腎不全の老猫、絶好調なのだが、体重がじりじりじわじわと減り続けているのが不安。
脱水も、皮膚のつまんだ感じからは感じられないし、歯茎も湿っているし、貧血も見た目にはなさそうだ。お盆明けには通院予定だから状態はそこでわかるけれど。

このご老体は、若輩者(とは言ってもこちらも10歳はとうに過ぎているが)のぽっちゃり娘と同居しているのだが、当然ご飯の内容は違う。
ぽっちゃり嬢は当然(くどい)ダイエット系のドライをメインにしているし、ご老体は以前のエントリにも書いたけれどいろいろ混ぜ込まれたものを食べさせている。

・・・確かに味は違うだろうさ。でも、どちらにも同じウエットを混ぜ込んでいるからさほど差はないはず。
だのに、ご老体はぽっちゃり嬢のご飯を食べたがるのだ!もう。
小賢しいことに、私が目を離すとその隙に他猫の食器にまっしぐら。だからやむなく食事の時間だけご老体をケージに入れることにした。時間にしたら小一時間程度。

幸いなことにこの2匹はケージに閉じ込められても全く意に介さないでいてくれるので(来客時には2匹まとめて入れたうえ、最長で2日そのままご滞在いただくこともある)、トイレを二つと水入れを二つ、ケージの内外に用意してさえおけば、最悪ご老体を出し忘れても何ら問題はない。

この方法に気づいたおかげでそれぞれがそれぞれのご飯をほぼ完食してくれるようになった。よしよし。

それにしてもいい食べっぷりだ。頼もしい。
猫もヒトも、口からモノを食べられなくなると本当に衰えが早くなる。
最愛の猫も、大好きな缶詰などにそっぽを向くようになってからはあっという間だった。
強制給餌ができる猫とできない猫とは確実に分かれるから、もし可能な子ならすべきだし、そうでない―強制給餌を嫌がる子ならすべきではないと私は思っている。

さてご老体。
今ケージから出した。自分のご飯は8割がた食べ終わっている。ほぼ満腹のはずだ。

・・・まっしぐらだよ、他猫のご飯にil||li _| ̄|○ il||li

あーあ、隣の芝生は青いんだねえ。ま、いいけど。自分のさえ食べてくれていれば。
ちなみに、逆は絶対にさせません。これ以上あのデブぽっちゃり嬢を太らせてどーする。
でも見ていると実際にそれはしていないし、大した量を食べていないのに、じゃあ何故あの子は痩せないのだろう。(あ、自分で書いてて胸が痛い・・・あうう)



今日はこちらも流石に暑かった。多分25℃は超えていただろう。
内地の皆さま、どうかくれぐれもご自愛ください。水分補給はまず水から。
そして汗をかいたら塩分と少しの糖分も摂取しましょう。
OS-1系は飲む点滴みたいなものですから、ポカリとは違うそうですよ。くれぐれも一気飲みなんてしないように(と薬剤師さんが仰ってました)

| | コメント (0)

新参者見参!?

(14:00)
新参猫を捕まえるため捕獲器を仕掛けてきた。ただし病院側の都合もあるので15時には引き上げて来なければ。
人がいる場所なので、入ったら教えて、と頼んできた。連絡が入ったらすぐ駆けつけられるよう車も玄関前に停めてある。

ま、初日から上手く行くとも思えないし、まずは、あ、そうか!入っても大丈夫と思わせるようにドアが閉まらないように細工して少しの間置いて慣らしてからにすればよかったか!

・・・土日は無理だし、火曜日は家人が通院だし、来週半ばから某身内が来るけど彼女にはいっそ手伝ってもらうよ~(笑)その際はよろしく。

老猫ちび、昨日早速シリンジで50ccほど皮下に補液してみた。
前回は一気に100入れたら左前がパンパンに浮腫んでしまったため今回は半量。
半日で綺麗に吸収されていたから安堵したけれど、さて、今日はどうするか。
尿素窒素の数値からすれば倍の量を毎日入れてもいいくらいなんだけど。

取りあえず投薬と、今日も50入れるか。活性炭でどうこうという数値ではもうないし、いや、外見的には全く異常が見られないから不思議だ。
ステロイドを使っている所為もあるけれど、食欲も普段以上で、ソファにもテーブルにもひょい、と飛び乗る姿には本当に驚かされる。

新参猫、どうか牡でありますように。
いちばん困るのが、臨月の牝、の場合。手術が間に合わなければ我が家で産ませるしかないし、無理に手術を強行すれば母体も危なくなるから。
目撃情報によればしっぽが長いキジトラの美猫らしい。でも完野良らしく全く近寄れないそうで、まあさせるとしても家猫修行は新規外猫を片づけてからだな。

ちなみに、新規外猫、昨晩窓の外であおんあおんと煩いので懐中電灯片手に見に行ってみたら・・・ネズミの死骸が足下に。
やっぱり猫なんだなあ、と改めて思わされた。
いや、獲ったどー!的な雄叫びだったのだろうか。そういうのしないでいいから(涙)

この辺のねずみは野ねずみが多い。だから以前黒猫クロが捕えたヤツも、家の中にいたにもかかわらずドブ系ではなく、薄い色合いで見た目には可愛いかったっけ。殺されていたけど。

さ、そろそろ捕獲器を引き上げにいくか。約1時間しか設置できなかったけど、まずは馴れてもらわなければ。

(15:00)
・・・入ってた。すぐに病院に電話して了解を得、これから搬送。牡でありますように。

(15:30)
タマ確認。やれやれ。去勢手術、ワクチン、血液検査のフルコースを依頼。これでTNRできる。

(17:00)
病院に17時半頃来るよう言われているので、今夜は雨風凌げる小屋の中にトイレとご飯と水を置いて放して一晩過ごしてもらい、特に問題なければそのまま外に出そう。
職場の若い子たちがご飯をやりたいというのなら、それくらいは援助するつもり。
それで馴れてくるようならまた考えればいいし。いや、ホント牡でよかったわ。

(17:30)
捕獲器の中でまどろんでいるかのように頭を落としている。触っても嫌がらない。キットでの血液検査の結果はどちらも陰性。虫はいたので駆虫もしてくれていて、体表面のマダニも取ってもらう。これはおちついたらフロントライン。
ワクチンもついでにしてもらった。

・・・そして今。その猫は何故か我が家でケージに収まっている。あれ?

体重2.7キロ、まだ生後6~7ヶ月くらい。子猫だ。
多分痩せこけて体力がないところに全身麻酔とワクチン。相当体力を消耗している。今外に放したら危ない。
抱き上げてもほぼ無抵抗なのは、ある程度人慣れしているからか、それとも抵抗する力さえないからか。

とにかく一晩そっとしておいて明日朝、今後の処遇を考えよう。
里子に出すには条件が全て揃っているので、あとは当の本猫が無事回復し、元気を取り戻したその後でどう変化するか、による。

それにしてもだ。まさか触れるとはねえ。ケージの中で2度嘔吐したので、敷物を替えようと体を持ち上げても動じない。これ、どうしたものか。

新外猫よりも先にこの子を何とかしなけりゃならなくなっちゃったよ。ホント、予定外。
仕方ない。乗りかかった船だもの。そうだ、やれるうちにやろう。はあ・・・

でも、あくまでも最優先なのはうちの猫だから。今回のことでちびに何か悪影響が起きたら、新参猫は即座にリリースする。それだけは約束するからね、ちび。大丈夫だからね。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧