闘い済んで・・・

ソチ五輪は終わった。これからパラリンピックが始まるけれど、同じように中継があるのかな。
冬季のパラリンピックにどんな競技があるかすらわかっていないのは我ながら不勉強。ちゃんと調べて応援したい。

オリンピックの閉会式で、開会式の自らの失敗をネタにしたロシアのユーモアにちょっとびっくりした。
次回の開催国なら決してできないことだろう。というより、果たして次回は無事に開催できるのだろうか。
競技の判定などについて感情的ともとれるような噛みつき方には正直引く。
自分たちの思うようにならないと気が済まないなんて、何だかあのインドネシアの第3だか4だか夫人とイメージが重なるんだけど。
特に、自国の選手を妨害(故意ではないのに)した他国の選手への執拗なまでの嫌がらせツイートには呆れるを通り越して恐怖を覚えた。
多分、あの英国の選手は一生涯その国へ行かないだろう。もちろん私も行かないけれど。

閉会式会場だったり、既に帰国して国内で、であったり、聴こえてくる選手たちの声が一様に安堵感に包まれていて、大会の重圧がどれほど大きいものだったのかが良くわかる。
そんな中、膝のケガをおして出場、見事団体でメダルを獲得したジャンプ男子の伊東大貴選手が、唯一出場機会のなかった渡瀬選手のグローブを付けて飛んだ、というインタビューを見た。
ノルディック複合やカーリングでは、ケガや病気が理由で正選手が出られず、控えの選手が出場したが、男子ジャンプはメンバー交代がなく、メダルも当然渡瀬選手の分はない。
あの、ビジネスクラスでの華々しい帰国の前に、彼だけは一人帰路についていたそうだ。
もちろんたくさん受けただろうインタビューの中でも、メダリスト4人の口から控え選手の名前は出なかった。
だからこそ、グローブのエピソードが嬉しくて、思わず涙してしまったことは言うまでもない。
同じアジアでも、私は日本に生まれて本当によかったと今回のオリンピックを通じて痛感させられましたよ。


腰痛やや復活。
双六で、あの日曜の午前3時の痛みを振り出しとするならば、さしずめ上がりまであと一マスというところで3つ戻って1回休み、といったところだろうか。
飲むのをやめた痛み止めを薬箱から引っ張り出し、湿布を貼り、ベルトをして、仕事も休み休みやっているけれど・・・
早く痛みが治まって、湯船にゆっくり浸かれるようになりますように。もうしばらくの間猫は抱きあげるもんか!あうううう。

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オリンピック、雑感。それにしてもあのお爺ちゃんときたら・・・

女子フィギュアはソトニコワの優勝。リプニツカヤではなかったけれど、予想通りロシアの選手として初の金メダルを獲得した。

そして・・・よかった。真央ちゃん、もとい浅田選手は会心の演技で6位入賞。幾つか回転不足があったもののジャンプの要素全てを成功させたのには本当に驚かされた。
たった1日でよくもまああそこまで立て直せたものだ。驚くと共に、あの不安そうな表情のどこにこれだけの強さがあったのか、信じられない気持ちが強い。

応援していたのは日本国民だけではなかったようで、世界中の選手たちからも、彼女を励ますツイートが数多く集まったと聞く。
そりゃそうだよ。幼い頃から直向きに滑り続けて、スキャンダルもなければ逆に浮いた噂ひとつなく、常に笑顔でリンクの上に立つ彼女を応援しようという気になれないのは彼の国の連中くらいなもの・・・と思っていたら、とんでもない暴言を吐く輩がいた。しかも国内に。敵は身内にあり。

「森喜朗 失言」でググるといろいろ出てくる。珍しいよね、こういう政治家、しかも首相経験者。更にいうなら東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員長の要職にある。
この人が今回のあの発言をしたとき、恐らく多くの関係者がこう思ったに違いない。

「お前が言うな」

・・・大事な時に失敗(失言)し続けて首相の座を追われたのはどこの誰か、よもやお忘れになったわけではあるまい。
好意的な発言、ととれなくもないが、もしそうであるにせよ言葉のチョイスが絶望的に下手。
果たしてこの人、6年後のオリンピックまで無事でいられるのだろうか。既に今回のことで多くの国民から相当な反感を喰らっているわけで、首相も苦々しく思っていることは想像に難くない。

ま、同じ失敗を繰り返しても懲りない老害はさておいて。
もう一ついい意味で驚かされたのは銅メダルのコストナー。
彼女は確かトリノがオリンピックデビューで、その当時はイタリアのアイドル的存在だったが、演技ときたらまあ、それこそ転んでばかりで、正直目も当てられないほどだった。
そう、長野の荒川静香のような、いくら開催国の選手といっても、ちょっとこりゃ・・・という成績だったのに、いつしか世界で金を取るまでの素晴らしい選手に成長していた。
技術面ではそれほどの凄さはないのに、演技構成点の高さときたら!
年齢的なこともあって、どこまで現役を続けるのかはわからないけれど、優勝したソトニコワや5位に終わったリプニツカヤと共に世界を引っ張っていくんじゃないかな。

これで鈴木、浅田両選手が引退してしまったら、一気に日本の女子フィギュアは選手層が薄くなってしまう。
個人的には今井遥に頑張ってほしいんだけど、どうだろう。宮原知子はこの年齢の時の真央ちゃんのような輝きは見られないし、その後がなかなか・・・
平昌までに、誰か新星が現れてくれたらいいな。そうなりますように。

スキーの女子ハーフパイプでも小野塚選手が銅メダル獲得!女子では2個目のメダルとなった。おめでとうございます。

男子ジャンプ陣は既に帰国、空港での会見は爆笑(失笑?)の連続だった。
ご本人曰く「言ってみるもの」で、なんとメダルを獲ったことでビジネスクラスをANAが用意してくれたのだとか。
さり気なくANAご自慢のフルフラットシートもアピールしてくれつつ、感謝の言葉も織り交ぜての彼の会見は、ビジネスへのアップグレード代を補ってなお余りあるほどの宣伝効果もあっただろうし、ホント、誰も損をしない粋な計らいだったと思う。さすがANA!

空港に集まったファンなど300人にも惜しげなくメダルを触らせてあげた葛西選手の「傷がついても、磨いてもらうからいい」という言葉に何度目かもうわからなくなるほどの感動をもらった。
いや、なんでこんなにいい人なのに独身なんだろ。
橋本議員も仰っていたが、この、今の勢いに乗って一日でも早く素晴らしい伴侶をゲットしてほしいものだ。
そっちの方も、頑張れ!レジェンド!!

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まさか・・・

スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内選手について、マスコミが様々にそのバックボーンを書きたてているけれど、読めば読むほど、「勝つ」ために如何に彼女が貪欲に進んでいったかがわかり、だから結果がついてきたののだ、と改めて納得させられた。

フィギュア女子SPの結果には落胆した人も多いだろうし、私もその一人。
リプニツカヤではなくソトニコワだったけれど、それでもロシアの選手はなべて強い。強くて上手い。
日本は・・・
敢えて書くまい。これ以上後悔せぬよう頑張って欲しいと願うだけ。

竹内選手にまつわる逸話の中に、ご両親の経営する旅館の仲居としてお手伝いをしていた、というものがあって、お母様が「漢字が読めないから(いいの?こんなこと言っちゃって)出す料理を間違えたり・・・」何とも微笑ましく思いながら改めて読み返すと、あら、どこかで聞いた名前。以前泊まったことあるぞ。びっくりしてしまった。その旅館、「湧駒荘」は旭岳麓の温泉地「旭岳温泉」にあり、ロープウェーの駅もほど近い。
確か10月初旬だったと思うが、昇ってみたロープウェーの終点は既に積雪があって、あまりの寒さにすぐ戻ってきたっけ。

世界に飛び込んで、自ら道を切り開く先駆者としての責任感と強さ。
竹内選手の後に続く女子選手が出てきてくれると嬉しいけれど、どうなのかなあ。今まで正直な話スノーボードには全く関心もなかったから事情がわからないけれど、そもそもここまでウインタースポーツで選手を送り込んでいるアジアの国って日本と中国くらいだものね。

多分スキーも同じだと思うけど、もっと、オールアジアのレベルで練習環境とか整えて、少なくとも平昌には今回以上にたくさんの選手が送り込んで欲しいな。
フィギュアの団体だって、日本と中国だけでしょう?あれだけ大騒ぎしている韓国だって、結局男子もペアもダンスも選手がいないし。

いつしか終盤戦に入り、残り種目も女子のスノボパラレル回転、男子のノルディック複合団体、スピードスケート女子パシュート、など数えるほどになってきた。
メダルが全てではないけれど、やはり具体的な成果としてはわかりやすいのでぜひ獲得してほしいし、できれば、またセンターポールに上がる日の丸を見たいし、君が代を聞きたい。
選手の皆さん、どうか悔いのないよう頑張ってください!!

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おめでとう!でも惜しい!

…銀メダル獲得おめでとう!!

ごめんなさい、お名前しか存じ上げていませんでした。

ああ、フラワーセレモニー笑顔だけど、悔しい、という表情されているなあ。
それにしても綺麗な人。
才色兼備とは正にこの人のためにある言葉だと思う。

まだ回転があるそうで、ぜひそちらでは会心の笑顔を見せてくださいね。

竹内選手、本当に、本当におめでとうございます

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謎のトリノ…じゃなくて鳥の正体は?@カーリングが今面白い!

えーと、自力で調べて謎の鳥は「ヤマゲラ」であることが判明しました。
なあんだ、珍しい鳥じゃあないんだ。でも我が家において遭遇率はクマゲラより低い。何故?
どうやら件のクマゲラは我が家の比較的近所に巣があるようですね。同じ個体なのかどうかわかりませんが。
またおいで。いつでも大歓迎です。我が家の猫も窓越しに戦闘態勢を整えてますが…いや、あなた方に襲われるようなヤワな鳥じゃあないってば。
恐らくうちの猫どもならあの鋭く硬そうな嘴であっさり返り討ちに遭うだろうこと間違いなしですから。

トリノ五輪もいよいよ佳境に差し掛かってきました。
メダルは未だ0。このまま終わってしまうのか…と思っていたところにカーリング女子の大活躍。
強豪イギリスに勝利!ってでもあくまでも前回優勝国というだけで、今回は4勝4敗ですよね。つまり日本と実力はそう変わらないレベル。
準決勝進出決定済みのスイスが少しでもモチベーションを落としていてくれればいいのですが。それでも他の上位国が負けなければ準決勝には残れない。
そういえば家人曰く、「カーリングほどラジオ実況がつまらない競技はない」そうで…確かにそりゃあそうだ。
ストーンが滑っていく微かな音と氷をこする音、そして意味不明(除く日本チーム)な掛け声だけしかそもそも発生しないわけで。
なかなかルールが理解できない競技のひとつでもあるのですが、ようやくわかってきました。
要はあの二重丸の内側の方、小さい円にストーンを残せればポイントになる。で、それをさせまいと防御用にストーンを配してみたり敵のストーンを弾き飛ばすために勢いよく投じてみたり。
あのさっさかとデッキブラシ(じゃないの?)を履く人たちは窓拭き上手だろうなあ(ってそういう感想かよっ!)
メダルはともかく、もう少し彼女たちの活躍を見たいものです。ぜひとも頑張ってください。応援します。シムソンズ見に行っちゃうかも。
そうそう、この競技、解説者がお上手ですね。
私のような超のつく初心者にも非常にわかりやすい説明で、しかも激することのない穏やかな語り口は下手なアナウンサー顔負け。
お名前がわかりませんが、そうお年を召した方でもなさそうなので、ぜひ4年後のバンクーバーもこの方に解説してもらいたいものです。

明日は静内地区の展示会。
お目当ての馬は何頭かいますが、家人の体調がすぐれないので行かない、もしくはどこかひとつに絞るかも。
それなら知り合いのいるアローSかレックスにしようかな。その人がいさえすれば関係者用のスペースに車置かせてもらえるのです。へへ。

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